三重県のダム

1332-安濃ダム/あのうだむ

4.0
1332-安濃ダム/あのうだむ 三重県のダム
この記事は4分で読めます。

所在地:三重県津市芸濃町河内
取材日:2010/01/02

石碑を望む

石碑を望む

2010年最初の、いわゆる初ダム詣でにピックアップしたのは、年末から行こうと思って定めていたこの安濃ダムです。農業用の灌漑ダムであるとすでに調べていたので、派手さはないだろうなとは思ってみたものの、立派なダムであることは否めません。

右岸よりダム湖を望む

右岸よりダム湖を望む

この日は真冬を感じさせる寒さで、風もやや強く、時折ダム湖の水面に白波が立っていました。岸辺では水がちゃぷちゃぷと音を立てるほどでした。ちなみにダム湖は「錫杖湖(しゃくじょうこ)」と言い、雨乞いで有名な霊山・錫杖ヶ岳がその名前の由来なんだそうです。水に困ることのないように付けたのでしょうね。また、水位が下がると湖面から石のダルマが出現するそうです。なんとも霊験あらたかなダムです。

右岸よりダム湖側堤体を望む

右岸よりダム湖側堤体を望む

整然とした印象を持つ堤体です。至ってノーマルな感じです。

銘板を望む

銘板を望む

太く大きくしっかりとした文字で書かれた「安濃ダム」の文字です。最初の石碑の文字は当時の東海農政局長さんが書かれたようですが、こちらは何も書かれていないため誰が書いたかは不明です。まぁ、石材屋さんかな(笑)

右岸より天端を望む

右岸より天端を望む

天端は人も立入禁止だとどこかのサイトで見掛けたのですが、自動車は進入禁止であること以外、特に何も書かれていませんでした。

右岸より下流側堤体を望む

右岸より下流側堤体を望む

もともと私はダムの高さを堪能するのが好きだったはずなのですが、最近はあまり高さを意識しなくなっちゃいましたね。目が肥えてきたのかな?73mの高さがあります。100mを超えていたらまた違っていたかもしれません(笑)

右岸より下流を望む

右岸より下流を望む

堤体から副ダムまでの距離が規模に比して長いように感じます。下で放流しているのが見えますが、おそらく河川維持放流でしょう。

天端より下流を望む

天端より下流を望む

この写真からダム直下に行けるであろう事がわかります。民家の向こう側に見える左右に通る道を通ってきたのですが、直下には行かず真っ先に天端に来たのはお楽しみを後に取っておいたからです。でも撮影の環境が日が沈むにつれて悪くなるので、もう直下に行きたくて仕方がありませんでした。

ダム湖側洪水吐を望む

ダム湖側洪水吐を望む

天端から突き出た選択取水設備のあたりから撮影しました。

左岸より天端を望む

左岸より天端を望む

思いっきり逆光ですが、冬の日差しですね。太陽が出ていたものの、寒くて寒くて・・・。

左岸より下流側堤体を望む

左岸より下流側堤体を望む

これまた逆光。このダムはいろんな角度から見ることができます。

安濃ダム管理所

安濃ダム管理所

どなたかいらっしゃるようでしたが、年末年始でお忙しいだろうと思い、インターホンは押しませんでした。と言うのは嘘で、押したくても押せない小心者だから押さなかったのです(笑)

あるかどうか不明ですが、パンフレットぐらいもらっておけば良かったと今さらながら後悔しています・・・。

ダム湖側より洪水吐群を望む

ダム湖側より洪水吐群を望む

一番右の塔はエレベーター設備(日立製作所)、一番右のゲートは非常用ゲート(1門/2.08×2.08m/栗木鉄工所)、次が洪水吐ゲート(鋼製ラジアルゲート3門/7.0×7.453×8.5m/24.675t/三菱重工業)、最後が選択取水設備(表面取水として鋼製ローラーゲート1門/3.6×7.3m、取水口ゲートとして鋼製スライドゲート5門/1.65×1.65m/全て丸島水門)という設備構成です。

自然越流式でないところを見ると、旧型のダムといった印象を受けました。

減勢工を望む

減勢工を望む

さ、お待ちかねの下流へと移動してきました。下流には民家が点在し、いつでもダムを下流から眺めることができます(好きかどうかは別として)。同行した妻も「住んでみたいでしょ?」と言ってきます(笑)

下流より堤体を望む

下流より堤体を望む

もうちょっと明るい時間だったら良かったのですが、すっかり左の山に日差しを奪われてしまっています。まぁ、明るい時間帯だと今度は逆光に悩まされそうですが(笑)

ダム諸元

河川名安濃川水系安濃川
目的かんがい用水
型式重力式コンクリートダム
堤高73m
堤頂長212m
堤体積246,000m3
流域面積27.5km2
湛水面積49ha
総貯水容量10,500,000m3
有効貯水容量9,800,000m3
ダム事業者東海農政局
本体施工者前田・大日本土木
着手年1972年
竣工年1989年
ダム湖名錫杖湖(しゃくじょうこ)

その他の設備/所感

駐車場右岸と左岸に駐車場が完備されています。
トイレは右岸にありましたが、冬季のためか使用できませんでした。
また、近くにはキャンプ場もあり、アウトドアにも最適なダムのようです。
トイレ
公園
PR展示館×
釣り

安濃ダムに近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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