サ行 ダム入門 ダム用語

試験湛水

2012/10/10

読み方 : シケンタンスイ
別名 : ―

試験湛水とは、ダムが完成した後にダムに問題がないかをチェックするための試験で、サーチャージ水位まで貯めてから最低水位まで減らして実施する。ダム湖の水深は深く水圧も当然高いわけで、試験湛水はその水圧に耐えられるかどうか、また堤体から漏水が無いかどうかを調べるためのものであり、言うなればダム建設における天王山である。試験湛水が完了し安全性が確認できた後には管理へと移行する。

水を貯める時はゆっくりと貯めていくため降雨状況などにもよるが、試験湛水には半年から1年程度を要する。また、水位を減らすときには非常用洪水吐などから放流が実施される事もあるため、ダムによっては試験湛水の最終日はビッグイベントとなる事もある。

なお、奈良県の大滝ダムでは、試験湛水中に斜面や家屋に亀裂が入るという問題が発生し、地滑りなどの大きな事故が発生する事を防いでいる。この事からも試験湛水の重要性は十分に認識できるであろう。

試験湛水関連ニュース

試験湛水に関連する本

ダム湖・ダム河川の生態系と管理 -日本における特性・動態・評価-

ダム湖・ダム河川の生態系と管理 -日本における特性・動態・評価-書籍

クリエーター谷田 一三, 村上 哲生

発行名古屋大学出版会

発売日2010/05/28

カテゴリー単行本

ページ数340

ISBN4815806403

Supported by amazon Product Advertising API


白川ダムの試験湛水 (1981年)

白川ダムの試験湛水 (1981年)書籍

作者東北地方建設局

発行建設省東北地方建設局白川ダム工事事務所

発売日1981-03

カテゴリー

Supported by amazon Product Advertising API


-サ行, ダム入門, ダム用語