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計画堆砂容量

2012/10/10

読み方 : ケイカクサイサヨウリョウ/ケイカクタイシャヨウリョウ
別名 : ―

計画堆砂容量とは、ダム湖に100年間に流入してくると仮定した土砂の容量。

山岳が多いわが国では、中でも中央構造線の影響や地震などの地殻変動による影響で、計画を上回る土砂がダム湖に流入する事もある。特に天竜川水系では堆砂問題が特に深刻である。

なお、かつて朝日新聞で「44ダムで堆砂50%以上」と記事が踊ったが、実にこの「堆砂50%」が世間に誤解を生んでいる。実際にはダム湖の総貯水容量の50%が砂に埋もれているのではなく、堆砂量を堆砂容量で割ることで算出される堆砂率が50%なのである。そもそも総貯水容量から有効貯水容量を引いた残りの容量から堆砂容量が算出されるため、有効貯水容量を超える堆砂容量(つまり堆砂率100%以上)が観測されない限りはダムの機能に問題が生じるものではない。

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