フィレット
フィレットとは、ダム堤体の上流側の下部に設置した補強用の増厚部の事。コンクリートダムの強度が保てない場合や、転倒に対し安定を確保するために設置する。上流面の勾配が緩くなるよう三角形上に設置される。
フィレットとは、ダム堤体の上流側の下部に設置した補強用の増厚部の事。コンクリートダムの強度が保てない場合や、転倒に対し安定を確保するために設置する。上流面の勾配が緩くなるよう三角形上に設置される。
表面取水設備とは、水温が低層よりも温かい表面の水を取水する設備の事。作物や生物に影響を与えない利点がある。また、発電用ダムでは濁り水対策のために設置する事もある。ダムによっては老朽化した表面取水設備を、信頼性・操作性・維持管理性を高めるために選択取水設備に変更する事もある。
非常用洪水吐とは、洪水時にダムを越流させないためのゲートの事。常用洪水吐で吐けないほどの大きな洪水時に利用される。ほとんどの場合、非常用洪水吐は堤体の頂上付近に設置される。
非洪水期とは、主に冬の時期を示し、降水量が少ない時期の事を指す。そのためダム湖の水位は高くなる。ダムによって時期が異なり細かく設定されている。⇔洪水期
バットレスダムとは、扶壁式ダムとも言われ、コンクリートの壁を支える方式のダムの事。国内には6例しかなく、1937年(昭和12年)に完成した三滝ダム(鳥取県)が国内で最後のバットレスダムとなる。戦前はセメントが高価な資材であったため、セメントを多く必要とする重力式コンクリートダムに代わり、セメントの使用量を少なく抑えられるバットレスダムが注目され建設される事になるが、セメントが安価になってきた事や型枠に携わる技術者の確保が難しかった事、メンテナンスが容易でなくコストがかかる事、耐久性に問題があった事などから、次第に建設される事がなくなった。