幻のダム。沼本ダム。

■ 沼本ダム/ぬまもとだむ

所在地:神奈川県津久井郡相模湖町寸沢嵐

公式Webサイト:神奈川県企業庁利水局

右岸より堤体を望む

右岸より堤体を望む

城山ダムによって堰き止められた津久井湖が水位上昇すると、堤体が沈んでしまうという幻のダム。それが沼本ダムです。

草木で覆われてしまって殆ど見えませんが、実際に水没しているのがわかりました。堤高が25.5mのはずなのに、ぜんぜん高さを感じさせません。また堤頂長も126mもあるはずなのに、長さも感じさせません。長さはここからのアングルでは草木で隠れてしまうからでしょう。利水局のサイトには堤体を正面から撮影した写真がありますが、長さがあることが把握できます。

右岸より堤体を望む

右岸より堤体を望む

柵があって撮影しづらかったので、ここで初めて脚立を使った撮影をしました。脚立は横浜からの移動中、相模原市東林間にあるホームセンターで購入。さっそく役立ちました。

それでも殆ど見えないのが物悲しいです。

沼本ダムは、相模発電所で発電のために使用した水を、水道用水として利水すると同時に、下流へ流量を維持するために建設されたそうです。

右岸より堤体を望む

右岸より堤体を望む

ズームアップすると放流しているのが何となく解ります。

噂によると、水位が下がることで堤体の下流直下に行き着くルートが現れるらしいです。

通常はこのアングルからしか望めません。

堤体へと続く階段

堤体へと続く階段

ここから堤体に行けるものと思われますが、残念ながら立入禁止で柵によって行く手を阻まれています。

■ ダム諸元


型式 重力式コンクリートダム
目的 灌漑用水/上水道用水/発電
堤高 25.5m
堤頂長 126.0m
堤体積 52,000m3


流域面積 947.2km2
湛水面積 35ha
総貯水容量 2,330,000m3
有効貯水容量 620,000m3
河川名 相模川水系相模川
着手年 -
竣工年 1944年
Access to D@M 中央自動車道相模湖IC(もしくは相模湖東出口)下車 → 国道20号線を八王子方面へ(相模湖東出口は山梨方面へ) → 国道412号線とのT字の交差点を右折し国道412号線へ(相模湖東出口からは左折) → 途中相模ダムが左手に見える → 国道を相模原市方面へ4.3kmほど走らせると左手にJOMOのガソリンスタンドがある名も無い信号交差点があるので左折(左手にセブンイレブンが見えたり、道志橋を渡ってしまったら行き過ぎです) → あとは道なりに真っ直ぐ行くと、突き当たりに柵が見えるので、ここで路上駐車します → その柵の向こうに堤体が見えます(直下への道は不明です。多分徒歩でしか行けません。)

■ その他の設備/所感

駐車場 ×

大変発見しづらいところにありますが、下調べすれば問題ないと思います。私も不安がりながらでしたが、何とか一発で辿り着きました。
水没してしまう点においても、発見しづらい点においても、「幻のダム」と言うに足りるダムでした。

トイレ ×
公園 ×
PR展示館 ×