中部地方のダム 山梨県のダム

3107-葛野川ダム/かずのがわだむ

2018/06/30

所在地:山梨県大月市七保町大字瀬戸字小金沢土室

堤体へのアプローチ

堤体へのアプローチ

揚水発電の下部ダムとしての機能を担う葛野川ダム(上部ダムは上日川ダム)。なんとその有効落差は世界最大の714m!!
堤体は国道のトンネルの脇にあり、位置的に変わったダムでもあります。

堤体へと続くトンネル

堤体へと続くトンネル

この奥に本当にダムがあるのだろうか?と思わせるトンネルです。
堤体はこのトンネルを造る際にできた岩石を骨材にしているそうです。
トンネルだけじゃなく、地下発電所を造る際にできた岩石も利用しているそうです。そのため、岩石の採取量を減らす事になり、自然保護に貢献しているのだそうです。

左岸より天端を望む

左岸より天端を望む

トンネルを抜けるとすぐに天端が見えます。天端は自動車での通行が可能です。ただし右岸は行き止まりです。

右岸より堤体(下流側)を望む

右岸より堤体(下流側)を望む

1999年に完成したばかりなので、白いコンクリートが眩しいです。
堤高が100mを超えているだけあって、充分に高さを感じるのですが、導流壁の角度が急なためか、もっと高さがあるように感じます。

ボーリング標本・・・

ボーリング標本・・・

右岸にボーリング調査の標本がありました。まるで、どうぞお持ち帰り下さい、と言っているかのようです(持ち帰っちゃダメですぞ)。

右岸より堤体(ダム湖側)を望む

右岸より堤体(ダム湖側)を望む

とても静かで、ひっそりとしています。
・・・ですが、取材中にマイクロバスが来て、10数人の見学者が降りてきて、堤体を見学していました。ちょうどイベントか何かがあったようです。説明している方のお話を聞きたかったのですが、私自身は参加者では無いのと、次のダムが待っているので、そのまま独自の取材を続けました。

右岸より天端を望む

右岸より天端を望む

さて、そろそろ時間が来ましたので、左岸に戻ります。
戻る途中、カブトムシの頭部と胸部以下が切断された死骸がいくつか転がっていて、かなり不気味さを醸し出していました。
カラスか何かが(ここまで山奥だと猛禽類かな?)バラバラにしたのでしょうか??

取水棟とゲート設備

取水棟とゲート設備

1年前の取材なので(汗)、すっかりこれが何だったのか、覚えていないのですが、手前の階段のある設備は、選択取水棟でしょう。多分・・・。
ちなみにゲートのスペックは、下記の通りです。

  • 型式:鋼製ローラーゲート
  • 純径間×扉高:6.300m×8.440m
  • 門数:2門
  • 開閉速度:03.m/min
  • 扉体重量:44.0t
  • 製作:株式会社酒井鉄工所

天端より堤体直下を望む

天端より堤体直下を望む

なかなかの高さです。ぜひ放流している姿を見てみたいものです。

天端中央部から左岸を望む

天端中央部から左岸を望む

左の建物は管理所だと思われますが、これだけ大きなダムなのにも関わらず、小ぢんまりとした管理所です。

天端よりダム湖を望む

天端よりダム湖を望む

ココまで来ると、実にダム湖が綺麗です。

ダム湖名が刻まれた石碑

ダム湖名が刻まれた石碑

これにて葛野川ダムは終了です。それにしても、これだけ大きなダムなのに、目的が発電だけなのはちょっと勿体無い気がします。

ダム諸元


型式重力式コンクリートダム
目的発電
堤高105.2m
堤頂長263.5m
堤長幅7.5m
堤体積622,000m3


流域面積13.5km2
湛水面積43ha
総貯水容量11,500,000m3
有効貯水容量8,300,000m3
河川名相模川水系土室川
着手年1991年
竣工年1999年
ダム湖名松姫湖
Access to D@M中央自動車道大月IC下車
信号左折
国道20号線を東進
高槻橋入口交差点を左折
国道139号線を道なりにひたすら北上
疲れた頃に現れるダムは深城ダム
深城ダムから更に国道139号線を北上
あとは案内看板があるので、問題なく辿り着けます

その他の設備/所感

駐車場トイレは確か水が流れっぱなしになっていると思いました。
壊れているんじゃなくって、仕組上そうなっているのですが、
凍りつく時期でも無いのに、そうする理由って一体・・・。
あと、展示館も堤体近くではなく、
大月市の中心部に程近い所に「TEPCO葛野川PR館」があります。
トイレ
公園×
PR展示館
釣り

葛野川ダムに近いと思われる宿泊施設

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