京都府のダム

1403-天ヶ瀬ダム/あまがせだむ

5.0
京都府のダム
この記事は3分で読めます。

取材日:2005/1/10
所在地:京都府宇治市槙島町六石
公式Webサイト:国土交通省近畿地方整備局淀川ダム統合管理事務所

下流に架かる橋より堤体を望む

下流に架かる橋より堤体を望む

「びわ湖わんわん王国」が閉鎖になるという事でそこに行った後に取材したダムです。いかにも京都らしく古風なダムです。

天ヶ瀬発電所

天ヶ瀬発電所

いま働いてきた水がここから流れています。

旧宇治川電気志津川発電所

旧宇治川電気志津川発電所

旧宇治川電気志津川発電所として使用されていましたが、現在は建設コンサルタント会社、(株)ニュージェックの水理実験所になっています。ダム建設のコンサルも手がけている会社のようです。

左岸より天端を望む

左岸より天端を望む

夕方でしたので、周りの山が太陽によって影になりすっかり暗い写真になってしまいました・・・(汗)

左岸より堤体(下流側)を望む

左岸より堤体(下流側)を望む

どことなく矢作第一ダムにも似ています。さながら小型版矢作第一ダム、といったところでしょうか。

減勢工

減勢工

比較的スタンダードな減勢工・・・。

天端よりダム湖を望む

天端よりダム湖を望む

かつては「宇治川ライン」として観光船が運航されていたそうです。ですが、ダムの建設と同時に廃止になったんだとか・・・。

天端より管理所を望む

天端より管理所を望む
うわ!思いっきり暗いっ!

天ヶ瀬発電所

天ケ瀬発電所

堤体直下の左岸に設置されている天ヶ瀬発電所は、最大出力92,000キロワットを誇ります。

インクライン

インクライン

「鳳凰湖」の文字が見えます。近くに平等院鳳凰堂があるため、この名が付けられたそうです。

天端より下流を望む

天端より下流を望む

宇治川によって京都府の南山城地区へ96,000トンの上水道用水が運ばれます。

天端右岸より堤体(下流側)を望む

天端右岸より堤体(下流側)を望む

撮り辛いは写りが悪いは最悪ですね(爆)

発電用取水口

発電用取水口

下流の発電所へ流すための取水口です。

「川のめぐみに愛の心で!」

「川のめぐみに愛の心で!」

ありがたいお言葉です。ダムや河川には慈悲の心も持ちましょう(謎)

番外編:天ヶ瀬ダムとコカコー●のコラボ自販機

番外編:天ヶ瀬ダムとコカコー●のコラボ自販機

すげーよ。自販機に「天ヶ瀬ダム」って書いてある!
この写真では見難いですが、上部には「森と湖を大切に!」と書かれています。「森と湖に親しむ旬間」イベント時にでも設置されたものかもしれません。

モニュメント

モニュメント

芸術的センスが無いので、このモニュメントが何を示しているのか不明です。
どうせならキンピカの鳳凰を設置して欲しかった(←美的センス皆無)。

ダム諸元

河川名淀川水系宇治川
型式ドーム型アーチ式ダム
目的洪水調節・農地防災/上水道用水/発電
堤高73m
堤頂長254m
堤体積120,000m3
流域面積4,200km2
湛水面積188ha
総貯水容量26,280,000m3
有効貯水容量20,000,000m3
ダム事業者近畿地方建設局
本体施工者大林組
ダム湖名鳳凰湖
着手年1955年
竣工年1964年
アクセス京滋バイパス宇治東IC下車
府道7号線を南下
宇治橋を渡り、宇治橋西詰交差点を府道3号線方面へ左折
突き当りを左折しあとは道なりです

その他の設備/所感

平等院はホントに至近の距離にありますから、併せて見学すると吉です。ちなみに近くに「喜撰山ダム」がありますが、残念ながら入る事はできません。

駐車場
トイレ
公園
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天ヶ瀬ダムに近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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