群馬県のダム

0605-藤原ダム/ふじわらだむ

5.0
0605-藤原ダム/ふじわらだむ 群馬県のダム
この記事は3分で読めます。

所在地:群馬県利根郡みなかみ町藤原字大倉
取材日:2005/06/17

下流側より堤体を望む

下流側より堤体を望む

藤原ダムは奥利根にあるダム群の中で最初のハイダムです。発電の用途を備えていますが、単体ではなく上部ダムの玉原ダムと揚水発電を行っており、藤原ダムは下部ダムとなります。

下流側から真っ先にこの姿が目に見えましたので、そのまま下流側に来てしまいました。下流側からショットが狙えるのはウレシイですね。

玉原発電所の入口

玉原発電所の入口

この奥が気になりますがシャッターで閉ざされてしまっています。玉原ダムまで続いてるのかな?

副ダム

副ダム

放流時にはここを水が豪快に乗り越えていく姿を見ることができるのでしょう。

河川維持放流などの利水放流設備(ホロージェットバルブ)からの放流

河川維持放流などの利水放流設備(ホロージェットバルブ)からの放流

下流側に視線を向けると、放流しているのがチラッと見えます。

ホロージェットバルブのアップ

ホロージェットバルブのアップ

下流側から移動すると水圧鉄管を先に見ることになるのですが、とにかく堤体直下に行きたかったので、ここは通りすごしてしまいました。あとで移動して見ると、この放流の姿に驚きました。

とにかく「轟音」の一言です。

バルブ上部の放流管

バルブ上部の放流管

太い水圧鉄管です。写真で見ると静かな雰囲気ですが、とにかく轟音が凄くて会話が聞き取れないぐらいです。

右岸より堤体(ダム湖側)を望む

右岸より堤体(ダム湖側)を望む

さて、水圧鉄管を後にして天端へ移動しました。

玉原ダムからの揚水発電用導水管の導水部

玉原ダムからの揚水発電用導水管の導水部

先ほどの水圧鉄管は利水用のようですが、こちらは揚水発電用のゲートなんだそうです。妙な建物はゲート操作室なんだとか。

選択取水設備

選択取水設備

だいぶ水位は低かったように思います。

藤原ダム管理事務所

藤原ダム管理事務所

結構新しそうな管理所の建物。

ゲートのアップ

ゲートのアップ

晴天直下が似合う淡いブルーに彩られたゲートです。

ゲートピアを見上げる

ゲートピアを見上げる

うーん。もうちょっとカッコよく撮りたいですね。私にはこれが限界。

天端よりダム湖を望む

天端よりダム湖を望む

良い天気です。でもこの後、夕方から夜に掛けては雨が降りました。

天端より導流部を望む

天端より導流部を望む

放流している姿を見て見たいですね。

天端より下流を望む

天端より下流を望む

本当に山深いところです。新緑の良い季節ですね。 

ゲートピアその2

ゲートピアその2

下流から見えていた看板も天端まで来るとさらに大きく見えます。もうちょっとカッコよく撮ってみたいけど、私にはコレが限界。

右岸より堤体(下流側)を望む

右岸より堤体(下流側)を望む

ここから見ると、かなりカッコいいダムだと言うことがわかります。とてもスタイリッシュです。

ダム諸元

河川名利根川水系利根川
目的洪水調節、農地防災、不特定用水、河川維持用水、発電
型式重力式コンクリート
堤高95m
堤頂長230m
堤体積415,000m3
流域面積400.2km2
湛水面積169ha
総貯水容量52,490,000m3
有効貯水容量35,890,000m3
ダム事業者関東地方建設局
本体施工者西松建設
着手年1951年
竣工年1958年
ダム湖名藤原湖

その他の設備/所感

水上から北上してすぐに見えるハイダムです。ここから先、どんどん北上してみてください。距離はかなりあって、戻るのも大変ですが絶対オススメです。

駐車場
トイレ×
公園×
PR展示館×
釣り×?

藤原ダムに近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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