Barrages de la préfecture d'Aichi

0505-Déversoir de Nagashino (également connu sous le nom de barrage de Hananoki)

5.0
Barrages de la préfecture d'Aichi
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取材日:2013/06/01(土)

「第2回ダム愛好家との集い in 宇連・大島ダム」のため、宇連ダムに向かう途中に立ち寄りました。長篠堰堤はその名の示す通り、堤高が15mに満たないため、河川法の定義ではダムではなく堰となります。

長篠堰堤は大分県の白水ダムや秋田県の藤倉ダムに並び「日本三大美déversoir」の1つに数えられています。また、土木学会選奨土木遺産でもあります。

花の木公園駐車場

いつもここに駐車させてもらっているのですが、ホントにここでいいんでしょうか💦

花の木公園駐車場
花の木公園駐車場

釣り堀

長篠堰堤には花の木公園という公園が隣接し釣り堀などもあります。

釣り堀
釣り堀

釣り堀越しに長篠堰堤を望む

池にはアヒル?ガチョウ?もいますね。朝の9時頃ですが周囲に誰もいないので独り占めできます。

釣り堀越しに長篠堰堤を望む
釣り堀越しに長篠堰堤を望む

堤体(左)と導水路(右)

岩場がゴツゴツしているため足元に気をつけて歩きます。場所によってはそのまま川に落ちる可能性があるので注意して見学しましょう。

左が堤体で豊川本流を堰き止めています。堤高は8m。ここで堰き止められた水を写真右側奥にあるゲートを通ってトンネル導水路を経由し、下流の長篠発電所に送水されます。

堤体(左)と導水路(右)
堤体(左)と導水路(右)

長篠堰堤と長篠発電所は新城市にありますが、明治期に飛躍的に発展した豊橋市に関係しています。豊橋商工会議所によって豊橋電灯株式会社が設立され、日清戦争後にさらに発展した豊橋市を支えるべく電力を販売するため明治39年に豊橋電気株式会社に名称を変えます。

さらに明治43年には子会社として寒狭川電気を設立して長篠発電所建設に着手して、逼迫する電力需要に応えます。なお、この時の社長があの福澤桃介です。

建設の陣頭指揮を取るのは岐阜県池田町出身で京都帝国大学を卒業したばかりの技師長今西卓。

豊川の河川勾配が緩く落差を十分に稼げなかったため、アメリカのナイアガラ水力発電所で実用化されていた縦軸水車を採用し、ドイツ・フォイト社製竪軸水車、シーメンス社製発電機の導入を経て明治45年3月に運開となります。

当時は水車と発電機を水平に配置する横軸が一般的でしたが、長篠発電所では長篠堰堤で取水した水を導水路に通し、そのまま直下に水を落としてタービンを回し、タービンの真上に発電機を配置するという縦軸による発電方法でした。以後、この発電方法を「ナイアガラ式」と呼ばれるようになります。

発電方法はナイアガラ式ですが、この導水路はまるでナイアガラの滝のようですね。

右岸より堰堤下流面を望む

堰堤としてはこちらがメインですね。赤色の部分は板と鉄骨で組まれて止水していますが、まるで中電レッドのゲートのようです。なお、この上は渡れそうですが立入禁止です。

右岸より堰堤下流面を望む
右岸より堰堤下流面を望む

導水路と越流

これが人々を魅了してやまない滝のような越流です。単に導水路から溢れた水が滝のように流れているだけなのですが、岩盤をくり抜いた開渠を人造石で整形しているらしく、どこまでが人造石なのか見た目にはわかりません。さながら自然の岩を活かした越流のように見えますがこれがまた美しく、見ているだけでため息が漏れます。

導水路と越流
導水路と越流

Vue de la digue depuis l'aval

下流から堤体を見ます。左右両岸から越流するようになっています。

Vue de la digue depuis l'aval
Vue de la digue depuis l'aval

岩場にあるため見学には細心の注意を払う必要がありますが、歴史ある日本三大美堰堤・土木学会選奨土木遺産をぜひその目で観てみてください。

長篠堰堤越流動画

越流の模様を動画にまとめてみました。

長篠堰堤諸元

Emplacement.愛知県新城市横川
Nom de la rivière豊川水系豊川
Objectif.P (production d'électricité)
typeG(barrage en béton alimenté par gravité)
hauteur de la banque8m
Longueur du sommet25.4m
opérateur du barrage豊橋電気株式会社
année de lancement1910年
année d'achèvement (d'un projet de construction)1912年

Autres installations/observations

parc de stationnement
toilettes×
parc (public)
Salle d'exposition PR×
pêche○○ (sauf dans les zones de non-prélèvement)

長篠堰堤周辺の地図

長篠堰堤周辺の天気

長篠堰堤に近いと思われる宿泊施設

Cet article a été écrit par.
tibia

Passionné de barrages qui aime Momosuke Fukuzawa / Administrateur de Dammedia et de Dam News / Dammeister certifié (01-018) de l'Association japonaise des barrages / A commencé à vendre des articles de caution de décharge.https://shop.dampedia.com

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