所在地：神奈川県津久井郡藤野町牧野
Site officiel :神奈川県企業局利水電気部利水課

Vue de la digue depuis la rive gauche

神奈川県と山梨県の県境に位置するダムで、天端を県道が通っているので、すぐに見つけられます。
3門のローラーゲートが特徴で、小ぢんまりとしていますが、欄干の意匠が古き良き時代を物語っています。

左岸より堤体下流側を望む

堤体にこびりついた苔も、良い味を出しています。
「道」を「志す」で「道志」。実に良い響きの名前です。由来をネットで調べようとしましたが、結局わからずじまいでした。

ただ由来の後付けが許されるのなら、明治30年に横浜市が道志川より取水を始めて以来、横浜市と道志村は友好関係が続いているそうなので、「水の道を志す」で良いんじゃないかな？

その道志川の水は外国航路に船積みされ、海外に運ばれる事がある（あった？）ようですが、「赤道を越えても腐らない」と船乗りたちに絶賛だったそうです。

鳥フ○だらけのゲート。ここでも鳥害の影響が（笑）都会だけではないんですね。

釣りができそうなスポットですが、釣りができるかどうかは不明です。ただダム湖沿いに道や川岸なんてものも無いので、釣りはできないかも。

0.3m³/sにて河川維持用水の放流中。

ゲートから漏れているのか、ちょろちょろ水が出ていました。ま、これも河川維持用水という事で・・・（嘘）

相模湖から来ましたが、距離がそれなりにあるので、相模湖での喧騒が嘘のように静かでした。

type	barrage en béton alimenté par gravité
Objectif.	灌漑/上水道用水/発電
hauteur de la banque	32.8m
Longueur du sommet	74m
volume de la digue	23,500m³
zone de chalandise	225.5km²
zone sinistrée par les inondations	14 ha.
Capacité totale de stockage	1,525,000m³
capacité de stockage effective	616,000m³
Nom de la rivière	相模川水系道志川
année de lancement	1953.
année d'achèvement (d'un projet de construction)	1955.
Accès au D@M	中央自動車道相模湖IC下車信号右折しばらく西進し、県道76号線との交差点を左折後は道なりに南下すると堤体に辿り着きます

ダムそのものに付帯設備はありませんが、国道413号線を道志村方面に走らせると、「紅椿の湯」という宿泊も可能な日帰り温泉があります。ここで旅の疲れを癒すのも良いでしょう。