所在地:群馬県利根郡みなかみ町藤原字洗の沢
Date de l'entretien : 17/06/2005
Vue de la digue depuis l'aval
山道を進むと突然目の前にロックフィルダムが出現します。それがこの奈良俣ダムです。
Vue de la digue depuis l'aval
さらに近づきます。その巨大な堤体が視界を覆うともう驚天動地の世界です。こんな山奥にこんな人工物があるなんて!?ちなみに堤体積は徳山ダムが完成するまでは国内第1位でした。現在2位ですが、もうそんな事はどうでも良くなってくるほど巨大です。堤体直下に行けない徳山ダムと比較すると、そうでない奈良俣ダムはよりフレンドリーなダム、と言えるかもしれません。
仮排水トンネル?
さてそんな堤体から右に視線を逸らすと、トンネルが二つ見えます。堤体工事の際の仮排水トンネルに見えますね。ただ右側には柵があり、仮排水トンネルに見えなくもないですが、左側は柵がありませんので、放流設備のように見受けられます。
排水トンネル?
その左側のトンネルに近づきました。水が流れた跡があります。点検用の通路も側壁に付属する形であり、何かの放流用のトンネルであることは間違い無さそうです。
下流直下より堤体を望む
さらに堤体に近づきます。だんだん天気が怪しくなってきて、小雨も降り始めています。雨男の運命か山だからなのか、天気が良いと写真写りも良いでしょうに残念なことです。
下流直下より導流部を望む
長く、高く、大きな導流部です。水が流れているように見えますが、残念ながら放流するわけではありません。放流シーンの写真や映像は見たことがありますが、これはぜひ生で見てみたいですね。
ダム銘碑とゲートを望む
さて、天端に移動しました。下流からはグルッと回り込む感じで移動します。それだけこのダムは巨大なのです。で、ゲートもかなりの高さがあります。大雪の降る地域でもありますので、ゲートの機械部分はドームで覆われています。
Vue du conduit depuis le bord supérieur
先ほどは下から見ていましたが、ここから見るのもまた格別です。どうせなら水が流れているところを見てみたいです。巨大なすべり台、自分が滑ったら痛いだろうなと考え・・・。
portail à enroulement
洪水吐と呼ばれるゲートは奈良俣ダムはロックフィルダムらしくこのゲート1門のみです。7.0m×10.8mのローラーゲート1門で、ローラーゲートの中に1.5m×1.0mのスライドゲートを内蔵しています。重さはローラーゲートが58.6t、スライドゲートは1.6t、合計で60.2tもあります。
ゲートピラーを見上げる
かなりの高さがあります。
Vue de l'extrémité supérieure depuis la rive gauche
古いロックフィルだと天端も礫が敷き詰まれ、やや歩きにくい印象ですが、観光地化されているのでアスファルト舗装やブロックで歩きやすくなっています。
リップラップ
整然と並べられたリップラップ。いったいいくつ石があるのでしょうか・・・。
Vue de la porte depuis le sommet
ふと振り返ってゲートを見てみます。やはりゲートも巨大です。
奈良俣ダム展示館「ヒルトップNARAMATA」
奈良俣ダムの資料館、「ヒルトップNARAMATA」です。UFOのような円盤型が印象的な建物です。奥は確かお土産屋さんだったと思います。堤体やお土産を先にしてしまったため、ヒルトップNARAMATAは閉館時間になってしまい見学することができませんでした。
ただ、中にスタッフのおじさまがいらして、集水域についてなど軽くご教示いただきました。とてもお優しい雰囲気の方で、すごく好印象でした。ここはまたリベンジしたいですね。
Vue de l'écoulement de la crue
ちょっと後先順序が逆ですが、洪水吐を見ると置き土産が・・・。放流時にはこれが水と一緒に流れて、”カンカンカン”と音を鳴らして落ちてくるんですよね。きっと。映像でしか見たことがないのが残念ですが・・・。
Vue du lac de barrage depuis le sommet
ダム湖はすっかり霧に包まれてしまいました。雨足も強くなってきています。晴れた日にはきっと爽快な景色を見せてくれることでしょう。
天端より管理所・インクラインを望む
管理所は堤体からやや離れたところにあります。
Vue vers l'aval depuis le sommet
再び今度はリップラップ越しに下流を見ます。あう、天気が良ければなぁ・・・。
左岸より下流側堤体を望む
堤体もゲートもとにかく巨大です。これ以上はもう生でご覧いただくほかありませn。
En regardant vers l'aval
またまた下流を見ます。何度見たって霧雨が晴れるわけではありませんが・・・。最初に下流から見た場所が見えます。あんなに遠く感じるので巨大さをさらに実感。
Vue de l'écoulement de la crue
なかなかカッコいい洪水吐です。シンプルで合理的。先ほどは扉体としてスライドゲート内蔵式ローラーゲートを取り上げましたが、そのゲートの左右は自由越流式になっています。置き土産のあったアレです。
Vue de la digue côté lac du barrage depuis la rive gauche
こちら側のリップラップもなかなかキレイです。雨が強くなってきましたので、これ以上の見学は断念。奈良俣ダムはまた行ってみたいダムの一つですね。
caractéristiques du barrage
Nom de la rivière | 利根川水系楢俣川 |
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Objectif. | Lutte contre les inondations, prévention des catastrophes agricoles, eau non spécifiée, eau d'entretien des rivières, かんがい用水、上水道用水、工業用水、発電 |
type | ロックフィル |
hauteur de la banque | 158m |
Longueur du sommet | 520m |
volume de la digue | 13,100,000m3 |
zone de chalandise | 95.1km2 |
zone sinistrée par les inondations | 200ha |
Capacité totale de stockage | 90,000,000m3 |
capacité de stockage effective | 85,000,000m3 |
opérateur du barrage | 水資源開発公団一工 |
principal contractant | 鹿島・熊谷・日本国土 |
année de lancement | 1973. |
année d'achèvement (d'un projet de construction) | 1990年 |
nom d'un lac endigué | ならまた湖 |
Autres installations/observations
C'est un barrage qu'il faut absolument visiter. Et j'adorerais assister en direct à la scène de la décharge.
parc de stationnement | ○ |
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toilettes | ○ |
parc (public) | ○ |
Salle d'exposition PR | ○ |
pêche | ○ |
Commentaire.
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