「日本ダムアワード2015」が東京お台場のカルチャーカルチャー にて12月26日(土)開催され、放流賞・低水管理賞・イベント賞・洪水調節賞・ダム大賞の各賞が発表された。
今回は日本テレビ系列朝の情報番組「スッキリ!」の取材も入り、番組のお天気キャスターでもある藤富郷氏も参加した。イベントの模様は番組内でも放送予定とのことだ。
まずは各賞のノミネートを紹介しよう。
■放流賞
1.下久保ダム(群馬県/埼玉県)
クレストからの点検放流が行われ、イベントとして盛り上がった。
2.川治ダム(栃木県)
クレストから点検放流が行われ、キャットウォークからも放流が見学できた。
3.川俣ダム(栃木県)
4.湯田ダム(岩手県)
5.真名川ダム(福井県)
6.内海ダム(香川県)
試験湛水時の試験放流が行われた。
7.切目川ダム(和歌山県)
試験湛水時の試験放流が行われた。その時の様子を搭載と管理人が収録した動画が会場に流された。
8.黒又ダム(新潟県)
■低水管理賞
1.目屋ダム(青森県)
2.釜房ダム(宮城県)
3.鳴子ダム(宮城県)
4.白川ダム(山形県)
5.胆沢ダム(岩手県)
6.草木ダム(群馬県)
■イベント賞
1.矢木沢ダム・奈良俣ダム冬季見学会(群馬県)
2.三浦ダム・王滝川ダム見学会(長野県)
3・七ヶ宿ダム見学会(宮城県)
4.十勝ダム30周年記念行事(北海道)
■洪水調節賞
1.七川ダム(和歌山県)
2.鬼怒川4ダム(五十里ダム・川治ダム・川俣ダム・湯西川ダム)(栃木県)
3.池原ダム(奈良県)
4.釜房ダム(宮城県)
■結果発表
放流賞(大雨と最も印象的な戦いをしたダムは!?):湯田ダム(岩手県)
2年連続の試験放流が功を奏したようだ。
低水管理賞(もっとも渇水に耐えた印象が強いダムは!?):目屋ダム(青森県)
津軽ダムに移行する直前に「ラストバトル」として渇水と戦ったダムだった。
イベント賞(ダムファンが歓喜したイベントを開催したダムは!?):七ヶ宿ダム(宮城県)
愛好家からの要望を聞いて、パワーアップした特別見学会が受賞の要因だったようだ。
洪水調節賞(大雨と最も印象的な戦いをしたダムは!?):七川ダム(和歌山県)
台風による洪水調節が印象的だったようだ。
2015ダム大賞(今年最も人々の記憶に残ったダムは!?):鬼怒川4ダム(栃木県)
今年は鬼怒川堤防決壊のニュースがセンセーショナルに報じられ、あれだけの被害が出てしまったが、上流でダムがギリギリの戦いをしたことにより、最小限の被害にとどめたことがとても印象に残ったようだ。
各賞を受賞したダム(組織)には心からおめでとうを言いたい。また、ぜひこれらのダムに訪問して受賞を祝っていただきたい。
主催した萩原さん他、プレゼンターのみなさんもお疲れ様でした。ありがとうございました。
なお、今年より公式ホームページが開設されており、これまでの受賞歴なども確認できるようになっている。
→日本ダムアワード公式ホームページ
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