人は疲れてくると冷静な判断が鈍ると言います。どうもダムログの時間です。
数年前に頚椎ヘルニアを患ってしまいロードバイクが乗れなくなってしまいました。しかしつい先日まで開催していたオリンピックでロードレースを観戦していたら再び自転車に乗りたくなってしまったものの、さすがに思いっきり前傾姿勢になるロードバイクはやめてミニベロにしようと画策していました。
ただ、健康的とはいえぼくだけ半ば趣味にお金をつぎ込むのは妻に申し訳ないと思い、猫の抜け毛がすごくて掃除の負担が増えていたこともありルンバを思い切って購入しました。
そしてこれが契機となって物欲が急激に高まっていくことになります。それも短時間に。
ここ最近になってInstagramのフォロワーさんが増えてきたこともあり、もしダム現地でインスタライブをやったら面白んじゃないか?と思いはじめるようになりました。
スマホさえあればインスタライブは出来ますが、手ブレが心配…ということで物欲の水位がサーチャージに達してついに放流(購入)してしまったのが三軸ジンバルであるDJIのOM4になります。
DJI OM4到着
DJIは中国のメーカーということもあり色んな意味で心配になりますが、ドローンに関しては最大手のメーカーであり、そのドローンの技術が惜しみなく注ぎ込まれているスマートフォン用ジンバルは、機能や品質の面でも最良だろうということでチョイスしています。
ちなみにDJIのスマートフォン用ジンバルはこれまで「OSMO MOBILE(オズモ モバイル)」というシリーズ名でしたが、4からは「OM4」と短縮されたものが正式名となりました。
シュリンクを取って蓋を開ける
最近の中国製品ってホントAppleに負けず劣らずおしゃれになりましたよね。裏蓋には簡易的なセットアップ方法の説明書きがあり、図を見ただけで何をすれば良いのかがひと目で分かるようになっています。
箱から付属品の箱を取り出す
左の「CREATE MAGNETIC MOMENTS」と書かれているものには、磁気リングホルダーや収納ポーチ、リストストラップなどが入っていました。右がOM4本体・グリップ式三脚・磁気スマートフォンクランプ。三脚の下には電源ケーブルがありました。
「CREATE MAGNETIC MOMENTS」と書かれていた箱の中身
左から磁気リングホルダーとスマホに取り付ける際の位置決め用のシート、iPhone7などの小さなスマートフォンに厚みを持たせるためのライザーパッド、リストストラップ、収納ポーチ、各種取扱説明書になります。取説は多言語で書かれていました。
磁気スマートフォンクランプを取り付ける
箱の裏蓋に書かれていた通り、まずは磁気スマートフォンクランプを取り付けます。ちなみにぼくはスマートフォン本体に磁気リングホルダーを直接貼り付けるのにかなり抵抗があるので、こちらは今後も利用せずクランプだけを使う予定です。
クランプを付けたスマホの表側
このタイプのスマホケースであればクランプの装着に支障はありません。手帳型やゴツいタイプのスマホケースは難しいでしょうね。(それにしてもさすがに4年以上経過したスマホはガラスフィルムに随分とキズが入っています。お見苦しいと思いますがご容赦ください)
クランプ装着時の向き
クランプには向きがあり、カメラレンズの方向に装着する必要があります。マークが描かれていますので分かりやすくなっています。
クランプを装着したiPhoneと本体
全長はiPhone 7 Plusよりも少し長い程度です。
iPhone装着
iPhoneをそのまま取り付けてみました。マグネットだとすぐに落ちるんじゃないか?という心配していましたが実際にはかなり磁力が強力で、軽く走っただけでは落ちないでしょう。
このあと引き起こして電源をつけてセットアップしますが、その前にあらかじめDJI Mimoという純正アプリをインストールしておくと良いでしょう。
DJI CARE REFRESH
ちなみに今回ぼくは「DJI CARE REFRESH」をセットで購入しました。アプリ内でセットアップ中にこのサービスとアクティベートできますので用意しておきます。
DJI CARE REFRESHの中身
開封すると内包されているプラスティックカードの裏面にはアクティベーションコードが書かれており、それを入力することでアクティベートが完了します。DJI CARE REFRESHはOM4を壊したり水没させてしまった場合、1年間に2回まで新品に交換してくれるというものです。
ドローンは墜落することがあるものの、果たしてジンバルにそんな危険があるのかな?と思って当初は買うつもりもなかったのですが、楽天のDJI公式ストアではOM4本体が16,500円のところ13,640円となってセールになっていたことと、ちょうどお買い物マラソン中と0と5の付く日でさらにポイント還元率が高かったこともあり、お守りだと思ってセットで購入しました。
ドラえもん「DJI OM4~」
左手にスマホを装着したOM4を持ち、右手に一眼レフカメラで撮影していますが、撮影後によく見たらピントが合っていません😓(でもそのまま載せちゃいます)
OM4本体は手に馴染んで持ちやすいですね。ボタンの配置もよく考えられているなぁと思いました。
三脚を装着
三脚を装着してみました。自撮りでライブ配信する際には便利そうですよね。ただDJI Mimoにはライブ配信の機能はなく、OM4と連携できるライブ配信用の外部アプリも今のところはありませんので、あくまで「手ブレしない」「水平が取れる」という機能に限定されることになるかと思います。
だったら高機能なOM4じゃなくて単なるジンバルだけ買えばよかったのでは?と思われそうですが、やりたいことはライブ配信だけではなく、DJI Mimoを使って撮影した動画も公開してみたいなという欲もあるからです。
Active Track 3.0を利用して撮影
被写体をトラッキングして自動的に追尾してくれるActive Track 3.0を利用してダムぐるみを撮影してみました。まだ慣れていないのでヘタクソ動画です。
Active Trackは動いているものを撮るケースがほとんどだと思いますが、動かないものを固定して撮影することも可能です。しかし室内の狭い範囲だとあまり恩恵に預かっているようには見えないのが辛いですね。ここのところ秋雨前線の影響でずっと雨が続いているので早く外で撮影したいものです。
Dynamic Zoom(ダイナミックズーム)で撮影
ダイナミックズームとは「ドリーズーム」「ヒッチコック効果」「めまいショット」とも言われる技法らしく、それがDJI Mimoアプリで撮れてしまいます。ただiPhone 7 Plusのせいなのか、あるいはオートで撮影しているからなのか、後ろに歩く度に揺れてしまってイマイチです。色々と設定を変える必要もあるかもしれません。
まとめ
ずっと長雨でまともに外に出られないのでOM4をほとんど試せていませんが、色々と撮影の幅が広がりそうな商品だなと思いました。機能も豊富ですし製品自体の品質もとても中国製とは思えません。さすがドローンで定評のあるメーカーだなと改めて思いました。という訳で個人的にオススメできるアイテムだと思います。
ただぼくがジンバルを手にするのは初めてでしたのでもっと慣れが必要だと感じており、もっと外に持ち出して練習しなきゃなと思います。
配信については自宅ではなかなか難しいので、ダムに行って配信したいなと思いますが、新型コロナウィルス感染症の蔓延や県外移動の自粛要請が落ち着いたらかな…と思っています。ただ仕事で岐阜県の八百津町に行くことがあり、その際に丸山ダムやその近隣のダムで配信できればなぁ、と思っています。それまでは自宅で練習かな。
ちなみにYouTubeでの動画配信はあまり考えていません。だって大きな先駆者がいらっしゃいますし💦ただ先駆者の方との差別化を図るなら編集しての配信ではなく、あくまで現地でのライブ配信かなー、なんて思っています。
おまけ:こんな金具も一緒に買いました
OM4と合わせて別のお店で下の写真のような金具も買いました。
金具を装着
こんな感じでOM4に取り付けます。(察しが良い方はこれが何なのかもうお分かりでしょう)
外部マイクと照明を装着!
こんな感じで外部マイクとビデオライトを装着できるんです。外部マイクを装着すれば音声ももっとクリアに配信できるようになることでしょう。
金具はこちら👇
照明はこちらを使っています👇
マイクはこちら👇
マイクは3極プラグなのでiPhone用に4極プラグに変換するアダプタケーブルを噛ませることになります。その商品がこちら👇
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