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福澤桃介生誕150周年を記念して展覧会・シンポジウム開催

福澤桃介生誕150周年を記念して展覧会・シンポジウム開催 ダムニュース
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今年は明治元年から150年を迎え記念事業が各所で行われているが、大井ダムを建設したことで知られる福澤桃介も生誕150周年ということで、関市にある岐阜県博物館にて展覧会やシンポジウムが開催される。

展覧会はすでに6月9日より開催されているが、シンポジウムは7月7日の開催で申し込みが必要となる。

また、貞照寺本堂北壁彫刻の原画が展示されるのはとても貴重だ。

ぜひ展覧会やシンポジウムから日本近代化の息吹を感じてみてはいかがだろうか。

※以下は岐阜県の報道発表資料をもとに記載しています。

マイミュージアムギャラリー第2回展示《明治150年・福澤桃介生誕150年記念》「諭吉から桃介へ ~日本近代化の軌跡~」を開催します

左:福澤桃介 中央:福澤諭吉 右上:伊藤博文 右下:川上貞奴

岐阜県博物館「マイミュージアムギャラリー」では、県民及び県ゆかりの皆さんが自ら主催する展覧会を開催しています。平成30年度の第2回目は、明治150年・福澤桃介生誕150年を記念して、ユネスコクラブ日本ラインによる「諭吉から桃介へ ~日本近代化の軌跡~」を開催します。

今年は、明治元年からちょうど150年目にあたります。日本が近代国家に生まれ変わろうとするまさにその年に岩崎桃介は産声をあげました。岩崎桃介は福澤諭吉に才を見込まれ、養子に迎えられた後アメリカへ留学し、帰国後、民間初の外債発行等を手掛けました。

相場の名人となって財を築いた彼は次々に重化学工業を立ち上げ、経営の鬼才と謳われました。桃介の業績の中でも急流木曽川に日本初の発電用ダム「大井ダム」の建設を成功させたことは、日本の工業水準を一気に欧米並みに押し上げることとなりました。

本展覧会では、大井ダム建設に関わる資料をはじめ約100点に及ぶ展示品を通して、諭吉から桃介へ、父子二代にわたって祖国の近代化に情熱を注いだ「明治人魂」に迫ります。

展示品例

▲学問ノススメ

西洋事情(坂本浩一氏蔵)

▲西洋事情(坂本浩一氏蔵)

▲貞照寺本堂北壁彫刻の原画(岡田如竹おかだにょちく作・貞奴縁起館さだやっこえんぎかん蔵)

開催期間

平成30年6月9日(土)~7月16日(月・祝)9:00~16:30 ※入館は16:00まで

会場

岐阜県博物館
マイ・ミュージアム棟2階マイミュージアムギャラリー

所在地:岐阜県関市小屋名1989
TEL:0575-28-3111(代)

入館料

無料

※博物館本館の展示を観覧する場合は入館料が必要です。

休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)

※7月16日(月・祝)は開館、7月17日(火)は休館

明治150年・福澤桃介生誕150年記念シンポジウム「受け継がれしもの ~諭吉から桃介へ、そして現代へ~」

日時:平成30年7月7日(土)13:00~16:00
会場:岐阜県博物館マイ・ミュージアム棟3階けんぱくホール(岐阜県関市小屋名1989)
定員:120名(先着順、中学生以上)
参加料:無料
申込方法:電話(0575-28-3111)または博物館webサイトの予約フォームからの申し込み

後援

岐阜県教育委員会・各務原市教育委員会・恵那市教育委員会・南木曽町教育委員会

協力

株式会社創寫館そうしゃかん・川越市立博物館・川越氷川ひかわ神社・関西電力株式会社・岐阜県図書館・故川上初かわかみはつ氏・坂本浩一さかもとこういち氏・大同特殊鋼株式会社・中部電力株式会社・でんきの科学館・成田山貞照寺ていしょうじ・文化のみち二葉館・民宿よしだや・福沢桃介記念館(五十音順)

主催

ユネスコクラブ日本ライン

紹介:平成25年9月14日に公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に認証を受けた岐阜県の民間ユネスコ団体。長野県上松町あげまつまちから南木曽町なぎそちょう、岐阜県中津川市から多治見・可児・各務原・関・岐阜、愛知県犬山・春日井・名古屋まで、主として木曽川沿いに約70名の会員が散在している。木曽川流域の歴史・文化・学術に関心を注ぎ、特に桃介・貞奴に関する研究・展示会・講演会・シンポジウムなどを積み上げてきた。前身は各務原市にある成田山貞照寺を拠点とする貞奴フォーラム。

監修

藤本尚子氏

紹介:昭和23年生まれ。大阪外国語大学ドイツ語科卒。貞奴フォーラム機関誌「香葉こうよう」の主筆で貞奴フォーラムの代表。一般社団法人日本作詩家協会の会員。昭和57年に文芸誌「海燕かいえん」で作家デビュー後、同人誌等を舞台に老子などを対象とした幅広い評論活動を展開。海外日本語新聞への小説連載や中日新聞「辛口診断」執筆などの経験もある。主著は「マングース族の決闘」と「福澤桃介論策集解題 天馬行空大同に立つ」。

岐阜県博物館に近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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