サ行ダム入門ダム用語

死水容量

死水容量 サ行
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読み方 : シスイヨウリョウ
英語:dead storage capacity
別名 : ―

死水容量とは、堆砂容量の最上面と最低水位の間の容量の事で、一定の水位を保持する目的で設定されている。死水自体は利水の対象ではなく、水位自体も取水口よりも下の水位である事から、異常渇水時などに緊急的にポンプで汲み上げるような際に利用される。

なお、誤って「シニミズ」と読まないように注意する必要がある。「シニミズ」は臨終の人の口を潤おす水、別名で末期(まつご)の水の事である。

まったくの余談だが、「死水」を放流したところ、ダム湖底から「水死体」が発見される・・・などという奇妙な取り合わせが発生する事もあるらしい。

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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