ダムログ

第3世代iPad Proが到着して1ヶ月経過しての感想

ようやく届いたiPad Pro ダムログ
この記事は9分で読めます。

我が家は寝室の横に書斎があるのですが、デスクトップPCのファンはおろか、キータッチの音がうるさく、寝ている妻に申し訳ないと思い、夜はPCでの作業をなるべく控えていたのでした。しかし去年辺りからそろそろダイニングやリビングあるいは外出先で使えるノートPCがほしいと思いはじめます。

そしてiPad Proへ

そこで2018年11月に発売された第3世代iPad Proにとても魅力を感じ、2018年11月12日にドコモオンラインショップで12.9インチ・256GB・スペースグレイを予約しました。

その後、11月17日にApple Pencil(第2世代)とSmart Keyboard FolioをAppleのオンラインストアで、11月18日にガラスフィルムをAmazonで注文。ガラスフィルムは翌日11月19日に到着。12月上旬にはApple PencilとSmart Keyboard FolioがiPad Pro本体よりも先に到着し、「これが本当のiPad Airだ!」などと言ってたりしました。

しかしその後も【新型 iPad Pro】予約入荷在庫状況 報告所というwebサイトで他の方の入荷の情報を見ながら待っていましたが、1ヶ月以上経っても何の連絡もなく、中には私と同じキャリア・画面サイズ・ストレージ容量・色を予約した方が、私より後に予約しているのに先にゲットする謎現象まで発生して、ずっとヤキモキしていました。

やっと到着

クリスマスには届くだろうと思っていたら裏切られ、年末には届くだろうと思っていたら裏切られ、冬期休暇中に届いたらまぁいいよねと思っていたら、やっぱり裏切られ…松も取れまくった2019年1月13日にようやく届いたのでした。予約から実に2ヶ月。

ようやく届いたiPad Pro

そもそもなぜiPad Proなのか

当初は13インチぐらいのノートPCが欲しいと思っていたのですが、ちょっとお高いんですよね。そしてスペックが良くわからない。

しかしAppleのiPad Pro紹介ページには以下のような記載がありました。

Apple公式サイトによるiPad ProのCPUについての記載

処理速度はなんだかめっちゃ速そうです。「ほとんどのノートパソコンよりも高速」とか言っちゃってます。これ、嘘だったら景品表示法違反ですが、書いてしまうということは嘘ではないということでしょう。

それにこの画像には「ADOBE PHOTOSHOP CCなどのプロ向けアプリケーションが使える」「2019年にiPadに登場」なんて書かれています。記事を書いている2/11現在はまだPhotoshopはリリースされていませんが、前情報によればタブレット用に機能を絞ったものではなくPCと同じくフル仕様のPhotoshopだと聞きます。これは否応にも食指が動きます。

ADOBE PHOTOSHOP CCなどのプロ向けアプリケーションが使える2019年にiPadに登場

ほんとうのところタブレットのスペックもノートPC同様によく分かりませんが、この書き方は私の琴線に見事に触れてくれました。

さらに金額も通常157,464円のところ、月々サポートの適用で5万円以上も値引きが適用されて、総額で104,976円となるのでした。分割すると安くなる謎。まぁ、ドコモとしては長く契約してもらった方が良いので、端末代を安くしてでもというアレですね。

分割払いで安くなる謎

また、この1月で元々所有しているiPhone 7 Plusの支払いが終わるのと、いまのところはXRだのXSだのに機種変更をする予定もないので、その支払分をiPad Proに回そうという腹づもりでした。

さらにコツコツと貯めてきたdポイントもポイント投資で多少損はしていますが、それでも17,000ポイントほどあったので、これを使ってさらにお安く買おうというのもありました。

で、1ヶ月使ってきてどうだったのか

正直なところ作業は、画面が大きかったり、キーボードも操作しやすく、マウスという古くからある優れたデバイスがあるため、PCの方が捗ります。が、PCの場合はマルチタスクがiPad Proよりも優秀な分、TwitterやらFacebookやらついつい見てしまったり、音楽聞いていれば歌詞サイト開いて唄ってしまったりと、色んな誘惑にかられて作業が進まないことがあります。

ただ平日深夜の作業はiPad Proでそこそこ集中できる気がします。「第11回ダム愛好家との集い in 長良川河口堰&船頭平閘門」レポート以降の記事は、ほとんどiPad Proで行いました。(この記事はPCですがw)

動画編集について

0928-辰巳ダム/たつみだむの記事に至っては、動画もiPad ProのPremiere Rush CCを使って編集しています。ですが、3039-大津呂ダム/おおつろだむの動画は、編集中に音声データや動画トラックが消えたり、書き出しが行えないなど不具合が多くて、動画編集だけはPCでPremiere PRO使うようにしました。

辰巳ダムの動画はかなりスムーズに編集できたので嬉しかったのですが、不具合さえなければ「ノートPCよりも速い」というのは本当なんだと思います。

画像について

私はAmazonのプライム会員になっているため、画像自体はバックアップとしてAmazon Photosにアップロードし、そこからiPad Proに必要な写真データだけダウンロードしています。

ちなみにAmazon Photosは容量無制限な上に、Googleなどのようにアップロード時に勝手に劣化することもありません。そして何より嬉しいのがRAWデータまでアップロードできて容量にカウントされないことですね。

プライム会員になると自動的にAmazon Photosも利用できるようになるので、まだプライム会員になっていない場合は入ったほうが断然お得です。

月々400円(年間3,900円)の支払いで、お急ぎ便無料やプライムビデオといったメリットも享受できる上に、写真もどんどんアップロードできるのなら加入しない手はないですね。

画像の編集について

iPad ProにPhotoshop Express・Photoshop Fix・Photoshop Mix・Lightroom CC・Spark PostといったAdobe系のアプリを入れて、それぞれ用途によって使い分けています。

これに今年出るというフルバージョンのPhotoshopが加われば最強ですね。最終的にはPhotoshopだけになりそうですが。

あと、iPad Proで画像を処理したら加工時に画質が劣化したと思っていたのですが、iPad Proの画面が綺麗すぎたのが原因でした。PCやスマホで見たらいつもの画質だったので、正直これには驚かされました。かと言って綺麗に見える画質のままにすると、ファイルサイズが大きくなって、ブラウザへの表示速度に支障をきたすので悩ましいところです。

記事作成について

記事はブラウザ(Chrome)で書いていますが、Smart Keyboard Folioのキータッチは悪くありません。さすがに丸一日使ったら疲れるでしょうが、数時間の作業だったら何の問題もありません。強いて言えばショートカットキーとして利用するcommandキーが、自分が使っているPCのCtrlキーの位置と異なるため、よくコピペに失敗するぐらいでしょうか。

Apple Pencil(第2世代)について

指の皮脂で画面を汚したくないという気持ちだけで安くもないApple Pencilを購入したのですが、残念ながらこれだけで操作は完結できませんでした。Homeボタンが無くなりFace IDによる認証になったiPad Proですが、ロック画面を解除するには画面下から上にスワイプする必要があります。これがApple Pencilでは出来ないのです。(追記:Smart Keyboard Folioがあれば、ショートカットキーを活用することで画面を指で触れる必要はありませんでした)

あとタスクの切り替えとかコントロールセンターの表示とかApp内でDockを開くとかもApple Pencilでは操作できません。また、先ほど気がついたのはApple公式アプリの「ブック」はページ送りが出来ません。dマガジンやKindleでは出来るのに…

もったいないので手書きアプリとか活用できるものがあれば利用していきたいですね。

ガラスフィルムについて

本体よりも真っ先に到着したガラスフィルムですが、我ながらきれいに貼れました。実はiPad Proが到着後の開通処理を自分で行うのですが、1週間後に外に持ち出したらなんと外出先でドコモ回線に繋がらないことが判明。自宅のWi-Fiで処理していたので気が付かなったのですが、すぐにドコモショップに持ち込んで確認してもらった際に、受付のおねえさんに「ご自身で貼ったんですか!?」と驚かれるほどでした。

ちなみに貼ったのはこの商品。

画面がクリアに見えて、Face IDの動作も特に問題がありませんが、指紋や皮脂が付きやすいのが難点ですね。なるべくApple Pencilで操作していますが、前述の通りすべてApple Pencilで操作が完結できるものでもありませんし。

フッ素コーティング剤が売られているようですので、これで一度試そうかと思いましたが、乾燥させるのに1日以上置く必要があるようですし、購入はちょっと悩んでいます。

iPad Pro購入による副次的メリット

自宅にはソニーのテレビとレコーダーを所有しているのですが、録画したTV番組をいつでも外出先で観られるように、iPhone 7 PlusにはVideo & TV SideViewを入れています。外出先で観るためには600円だけApp内で課金する必要がありますが、iPhoneでの課金履歴からiPad Proで復元することが出来ました。

また、Netflixも契約しており、さらにはAmazonプライムの会員であるため、プライムビデオも視聴可能です。

これらを大型テレビではなくiPad Proで視聴することで、金額的には微々たるものでしょうが電気代が節約できているような気がします。

まとめ

という感じで長文になってしまいましたが、結論から言ってiPad Proはアリです。13インチのノートPCの代用として使えるかどうかという点においては、100%とまでは行かないまでもそこそこ使えると思います。

ノートPCを買おうかと思っている方は、用途にもよりますが選択肢としてiPad Proを入れてみても良いかもしれません。

個人的にはオススメできるiPad Proでした。

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

ダムペディアをフォローする

コメント

タイトルとurlをコピーしました