「日本ダムアワード2017」が渋谷の東京カルチャーカルチャーにて12月17日(日)に開催され、放流賞・低水管理賞・イベント賞・洪水調節賞・ダム大賞の各賞が発表された
まずは各賞のノミネートを紹介しよう。
■放流賞ノミネート
- 浅川ダム(長野県)
- 馬ケ城ダム(愛知県)
- 豊稔池(香川県)
- 井関池(香川県)
- 高山ダム(京都府)
- 丸山ダム(岐阜県)
- 室生ダム(奈良県)
- 岩屋ダム(岐阜県)
- 宮ヶ瀬ダム(神奈川県)
■低水管理賞
- 嘉瀬川ダム
- 相模川水系総合運用
■イベント賞
- 下久保ダム(埼玉県/群馬県)
- 比奈知ダム(三重県)
- 八ッ場ダム(群馬県)
- 天竜川3ダム(松川ダム・美和ダム・小渋ダム)(長野県)
■洪水調節賞
- 布目ダム(奈良県)
- 玉川ダム(秋田県)
- 勝本ダム・男女岳ダム(長崎県)
- 殿山ダム(和歌山県)
- 寺内ダム(福岡県)
■結果発表
放流賞(もっともダムファンの心に残った放流は!?):丸山ダム(岐阜県)
本格的に新丸山ダムの工事が始まるため、頻繁に見ることができた全門放流がそろそろ見納めとなる。
低水管理賞(もっとも渇水に耐えた印象が強いダムは!?):相模川水系総合運用(神奈川県)
4ダムが連携して神奈川県の渇水から守ったことが評価された。
イベント賞(もっともファンが歓喜したイベントを開催したダムは!?):八ッ場ダム(群馬県)
民主党政権時の逆風が終わり、今年は様々な見学会を行った取り組みが評価された。
洪水調節賞(大雨と最も印象的な戦いをしたダムは!?):勝本ダム・男女岳ダム(長崎県)
壱岐島にある小規模なダムではあったが、ダムとしてしっかりと機能・活躍されていたことが評価された。
2017ダム大賞(今年もっとも人々の記憶に残ったダムは!?):寺内ダム(福岡県)
寺内ダムは今年、たいへんな被害にあった福岡の豪雨にあって、被害を防いだことが評価に繋がった。
各賞を受賞したダム(組織)には心からおめでとうを言いたい。また、ぜひこれらのダムに訪問して受賞を祝っていただきたい。
主催した萩原さん他、プレゼンターのみなさん、バックヤードの集計係のみなさん、選考委員会の方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。
なお、これまでの受賞歴などは公式ホームページを参照されたい。
→日本ダムアワード公式ホームページ
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