読み方 : サーチャージスイイ
別名 : 洪水時最高水位 / SWL(Surcharge Water Level)
サーチャージ水位とは、Surchargeは「過載」とか「オーバーロード」の意味で、洪水時にダム湖に限界まで一時的に水を貯める事ができる水位の事。総貯水容量・有効貯水容量・洪水調節容量がいっぱいになったときの水位がサーチャージ水位となる。概ね100年に一度の確率で発生するような洪水時を想定した水位となる。試験湛水の際にはこの水位まで貯水して、徐々に水位を下げて試験を行う。
各ダムには操作規則が設定されており、サーチャージ水位は各ダムの標高によって定められ、特に洪水調節を目的としたダムでは洪水調節を行う際には水位をこれより上昇させてはならないと規則が設けられている。
胆沢ダム(建設当時)の水位表示板
一番上の赤い表示板がサーチャージ水位となる。
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