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この特集ページでは静岡在住の方が運営するサイト『布と木の工房「我楽太」 』 の管理人さんから特別に許可を頂き、佐久間ダム建設当時の貴重なお写真を掲載させていただきました。管理人さんのお父様(故人)が撮影されたお写真です。著作権は『布と木の工房「我楽太」 』 の管理人さんならびにそのお父様にあります。そのためロゴを入れさせていただきました。改めて転載をご許可いただいた『布と木の工房「我楽太」 』 の管理人さんとそのお父様に感謝を述べさせていただきます。ありがとうございました。
なお、解説文は佐久間ダム工事誌などの資料を読んだわけではありませんので、誤りが多々あるかもしれません。あらかじめご了承ください。
本体工事
仮締切工事ように見られますが不明です。本体工事のコンクリート打設の様子です。
下流より堤体建設現場と仮排水トンネルを望む
おそらく左のトンネルは仮排水トンネルだと思われます。するとやはり上の写真は仮締切工事であった可能性が高いです。
本体工事とダンプ
この写真も仮締切工事と思われます。ボンネット型のダンプトラックが時代を物語ります。
左上にケーブルクレーンも見えます。
祝コンクリート打込開始
コンクリートの打ち込みを開始した時の写真です。左に組み立てられた鋼製型枠が見えます。
この当時ヘルメットをかぶる人はあまりいなかったそうですが、建設機械の導入を請け負ったアトキンソン社の社員の指導によってようやく被る様になったそうです。それだけダム建設に安全と言う言葉は無かったようです。しかし、この打込開始の写真を見ると全員が被っている様子が伺えます。
建設現場見学会?
バスがたくさん並んでいます。ただ左に少しだけ見える堤体のようなものがまだ完成していないように見受けられますので、建設現場の見学会ではないかと思われます。
湛水の様子
まだ完成していないのに水が溜まっていますので、黒部ダムの建設と同じように早期に発電するため、コンクリート打設中に湛水を開始したものと思われます。
左側に少しだけ発電用の取水口が見えます。
下流より堤体を望む
完成間近の佐久間ダムです。コンクリートが白く美しいです。今とはまた違った雰囲気を醸し出しています。またゲートがフルオープン状態です。
佐久間ダムと佐久間町中心部を望む
川合集落周辺の稜線から撮影されたものだと思われます。左手に佐久間ダムが、右手に佐久間町の中心部が見えます。
下流より堤体を望む
完成直後の写真でしょう。昔は自由に下流から堤体を仰ぎ見る事ができたようです。また今では信じられないほどとても賑わっています。
佐久間ダムのパンフレット
今ではもう入手できない佐久間ダムのパンフレットの表紙です。書体が歴史を感じさせます。ぜひ中身を見てみたいものです。
佐久間ダム竣工記念切手
ダム便覧にも掲載されている佐久間ダム竣工を記念する切手です。記念切手が発行されるほど世紀の大工事であった事が窺い知れます。
コメント
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