萩原さんが出版した史上初とも言われるダム写真集です。第1弾は東日本が中心でしたが、好評だったためか西日本をメインにした第2弾「ダム2(ダムダム)」が出版されるほどでした。第2弾は「ダムツー」ではなく「ダムダム」と読むそうです。なんかかわいい。
内容は現地のダムに行った気にさせてくれるぐらいにどの写真も素晴らしく、ちょっとした解説やダム用語集なども掲載されていて、2007年出版ではありますが、今でもこれからダムを巡ってみたいなという方におすすめできる1冊です。
装丁もおしゃれでかっこよく仕上がっていて所有欲を満たせてくれる2冊です。2012年には第1弾が文庫サイズとして出版され、さらには電子書籍化もしていますが、個人的には初期のミニ写真集サイズ(170mm×190mm)の方がお気に入りです。しかし現在は古本でしか入手できないのが残念なところですね。また「ダム2」では今はなき荒瀬ダムも掲載されているため貴重と言えるかもしれません。
ちなみにオンラインのトークイベントだったか萩原さんはこの写真集で撮影に利用した機材について触れることがありましたが、いわゆるハイエンドではなく入門者向けの機材を使って撮影したそうです。良い機材だからといって写真集が出せるわけでもないし、安い機材だからダメということも無いんだと、改めて確信することができましたし、何より個人的にも励みになった気がします。
「ダム」の内容紹介
出版社からのコメント
史上初!ダム写真集!!
全国2500以上のダムから厳選した36ダムの魅力を大放流!!
「ふたつと同じものがない」ダムの魅力に取り憑かれ、ダムめぐりを続ける萩原雅紀氏による、史上初のダム写真集。ダムの魅力である、とにかく巨大、放流の迫力、自然の中に突如出現する非日常感をテーマに、萩原氏が厳選した「好きなダム」を写真+ダムへの愛情溢れる解説コメントで紹介します。
手に取りやすいミニ写真集サイズ(170mm×190mm)
これまで著者が撮影した250以上のダムから厳選された36ダムは、ひとつひとつに特色や魅力のポイントがあり、それに応じた写真と解説コメントになります。
ダム基礎知識(ダムとは?/ダムの見方/ダムの種類)やダムめぐりの仕方(ダムめぐりとは?/ダムめぐりの魅力/ダムの見つけ方)、ダム用語辞典も収録。
内容(「BOOK」データベースより)
怒涛の放流、あふれる様式美、そして「ふたつと同じものがない」多種多彩なデザイン。僕らの心を惹きつける巨大建造物―ダムの魅力がここにある。全国2500以上のダムから厳選した36ダムを収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
萩原雅紀
1974年、東京都練馬区生まれ。写真とデータをもとに、詳細にダムを記録するホームページ「ダムサイト」管理人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
出版社 : メディアファクトリー (2007/2/16)
発売日 : 2007/2/16
言語 : 日本語
単行本 : 1ページ
ISBN-10 : 4840118043
ISBN-13 : 978-4840118040
「ダム2(ダムダム)」の内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
東日本のダムを中心にした前作『ダム』をさらに上回る、西日本のダム47基を収録。洗練されたデザインのダム、多目的ダム、日本最大級のダム、重要文化財に指定されたダムなど、多彩で個性的な顔ぶれのなかから厳選した名ダムを紹介。巻末には、鬼怒川、奥利根、越前大野、名張など、国内の代表的なダム密集地帯8ヵ所のめぐり方を解説する「エリア別ダムガイド」も掲載。
著者について
1974年、東京都生まれ。写真とデータをもとに、詳細にダムを記録するホームページ「ダムサイト」管理人。幼少の頃、偶然父親に連れて行かれた小河内ダム(東京都)でダムに目覚める。98年、宮ヶ瀬ダム(神奈川県)との出会いをきっかけに本格的にダムの撮影を開始。以降、ライフワークとして「ダムめぐり」を続けている。これまでに訪れたダムは350ヵ所以上。写真集『ダム』『ダム2』『車両基地』『車両基地II』(メディアファクトリー)好評発売中。
登録情報
出版社 : メディアファクトリー (2012/6/22)
発売日 : 2012/6/22
言語 : 日本語
文庫 : 1ページ
ISBN-10 : 4840146217
ISBN-13 : 978-4840146210
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