ダム入門

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逆調整池

逆調整池とは、昼間に流量が増え、夜間には流量が少なくなってしまうような大規模な水力発電所に存在する。発電所の下流にもダムを造って貯水したものを「逆調整池」と呼び、ある一定の量を放流する事で、下流の流量を調節する。規模によっては逆調整池の役割を持つダムや堰堤が存在する。
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基本高水流量

基本高水流量とは、ダム建設前の河川の状態で、100年に1度(あるいは200年に1度)起こるであろう洪水発生時の河川流量(1/100確率流量)の事を言う。「高水」を「こうずい」と間違えて読まないように「たかみず」と呼ぶ。この流量の最大値が治水計画の基本となる。グラフ化する際には時間を横軸、流量を縦軸とした「ハイドログラフ」と呼ばれるグラフが作成される。
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基礎地盤

基礎地盤とは、ダムの重量を支えるための地盤の事。ダムによっては、かなり深いところが基礎地盤になっている。ダムの高さを表す堤高はこの基礎地盤から堤頂部までを計測した高さとなる。したがって、ダムによっては堤高の数値より実際には低く見えることもある。
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監査廊

監査廊とはダム堤体内の損傷箇所をチェックするための通路。通常は関係者以外立ち入り禁止。許可がもらえれば特別に見学させてもらう事もできる。ただし「地域に開かれたダム」に指定されている場合、見学コースになっていたりするが、本来の監査廊とは別の通路である事がほとんどである。
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仮排水トンネル

仮排水トンネルとは、ダム建設時にダムサイトの上流部から下流部にかけてトンネルを掘って、川を堰き止める事により溢れる上流の水を下流に流す迂回トンネルのようなもの。仮排水路のひとつ。溢流防止、下流を水なし河川にしない事、建設現場の乾燥のために建設される。
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河川法

河川法とは、日本国内において洪水などの災害発生の防止と正常機能の維持や整備、保全、河川の適正利用を目的として昭和39年に制定された現行の行政法。河川の定義、分類、河川に関する管理設備などの定義などがこの法によって定められている。
ア行

オリフィスゲート

オリフィスゲートとは、常時満水位より水深25m未満の場所に設置された放流ゲートで、主に洪水調節としてダム湖の水位や下流に流れる水の量を調節する。常用の洪水吐として用いられる事もある。ゲートの位置としては、堤体を下流側から見た場合、堤体の中間付近または中間よりもやや上付近にあることが多く見られる。
サ行

左岸

左岸とは、河川の上流(川上)から下流(川下)の方向を見て左側の岸の事。⇔右岸(うがん) その昔、上流に住む人々が下流から生活に必要な物資が運ばれてくる船を見ていた事から、上流視点の表現になったのだとか。
ア行

右岸

右岸とは、河川の上流(川上)から下流(川下)の方向を見て右側の岸の事。⇔左岸(さがん) その昔、上流に住む人々が下流から生活に必要な物資が運ばれてくる船を見ていた事から、上流視点の表現になったのだとか。
ア行

アーチダム

アーチ状(カーブ状)にコンクリートをかためたダムで、その形状により堤体から受けるダム湖の水圧を左右両岸の岩盤に分散できるため、堤体そのものを薄くして工費を削減できるメリットがある。しかし、かなりの水圧を支えられる岩盤でしかダム建設に適しない。
ア行

アースダム

材料として土を用い、それを重ねて造られたダムの事を言う。比較的施工が容易な分、大規模なダムには適せず、貯水池などに造られる小規模ダムに適する。国内のダムのほとんどがこの型式だが、堤高15m以下のものも含めると正確な基数は不明。歴史的にも最も古くからある型式で、国内では大阪府の狭山池ダムが最古のものとなる。
アルファベット

RCD

RCDとは「Roller Compacted Dam-concrete」の略で、元来アメリカの空港滑走路の舗装や、日本においても道路の舗装工事などで実績があった工法のRCC(Roller Compacted Concrete)をダムに応用したもの。RCD工法。
アルファベット

CFRD

CFRDとは「Concrete Face Rockfill Dam」を略した言葉で、直訳すれば「コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム」。ロックフィルで堰き止めた上流方向の面をコンクリートを用いて、堤体内に水が染み込まないよう覆ったダムの事。この工法が確立された戦後から10数年の間は、不等沈下やクラックが発生するなど技術的に問題が生じていた。
ダム入門

ダムの種類

ダムの基礎知識「ダムの種類」。主要なダムの種類を画像つきで解説。
ダム入門

ダム用語

ダムの基礎知識「ダム用語」。ダムに関する専門的な用語を神馬なりにわかりやすくまとめてみました。
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