所在地:岡山県美作市川上
取材日:2011/04/04(月)
左岸より天端を望む
試験放流をするという噂を聞きつけ向かった殿ダムへの途上で立ち寄った岡山県所有のアースダムです。岡山県のダムは当サイトでは初めての紹介となります。私自身も初めての岡山のダムです。
左岸より下流側の堤体を望む
名前からすると三重県に建設中のダム(2013年9月現在)や山口県にあるダムと同名のダムなのでやや紛らわしいダムでもあります。
天端よりダム湖を望む
確か、家から殿ダムまで6時間と算出されたので、仕事が終わってすぐに出発した記憶があります。最初の写真のタイムスタンプが早朝5時40分。まだ日の出前なので暗い写真で申し訳ありません。
天端より洪水吐を望む
まぁ、いたって普通の農業用の溜池です。洪水吐もアースダムによくある自由越流式。
天端より完成記念碑とダム湖を望む
ダムサイトではなく天端に完成記念碑があります。アースダムは農業の宝です。
洪水吐を望む
ちょろちょろと水が流れていました。
導流部を望む
型式の割に高さを感じるダムです。導流部もこの先は長いスキージャンプ台のように見えます。
右岸より下流側の堤体を望む
春先とはいえまだこの時の気温は3℃ぐらいだったのを記憶しています。この時で下流面がきれいなので、夏場もきっと荒れていないきれいな緑なんだと思います。
右岸より天端を望む
天端は自動車の通行が可能です。この時は国道429号線からアプローチして来た道を戻りましたが、この天端の先も道がつながっており国道373号線へと通じているようでした。鳥取方面へ向かう場合はそちらの方へ進んだほうがショートカットになるかもしれません。
天端に架かる橋「出合橋」
この橋は平成に入り架け替えられたようです。
天端より下流を望む
導流部がしっかりと造りこまれているので、その分アースの部分がかなり盛ってある感じです。ちなみに下流から見るポイントは無さそうです。
左岸よりダム湖側の堤体を望む
ちょっとワッフルっぽい?
取水設備建屋を望む
パッと見はトイレに見えてしまいますが、ダムの規模からしたら最適な取水設備の建屋です。
斜樋を望む
これまたアースダムでよく見る斜樋式の取水管です。
・・・そんな川上ダムを後にして鳥取方面へ車を走らせるのでした。
川上ダム諸元
河川名 | 吉井川水系川上川 |
目的 | かんがい用水 |
型式 | アースダム |
堤高 | 24m |
堤頂長 | 83m |
堤体積 | 69,000m3 |
流域面積 | 2km2 ( 直接:2km2 ) |
湛水面積 | 4ha |
総貯水容量 | 251,000m3 |
有効貯水容量 | 239,000m3 |
ダム事業者 | 岡山県 |
本体施工者 | アイサワ工業 |
着手年 | ―年 |
竣工年 | 1967年 |
その他の設備/所感
普通車が停められそうなスペースはありますが、常識を守って見学しましょう。
駐車場 | △ |
トイレ | × |
公園 | × |
PR展示館 | × |
釣り | ○? |
コメント
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