1233-琴沢調整池/ことざわちょうせいち

中部 愛知県のダム

1233-琴沢調整池/ことざわちょうせいち

所在地:愛知県額田郡幸田町大字桐山
取材日:2011/02/26(土)

琴沢調整池のご案内

琴沢調整池のご案内

琴沢調整池は岡崎市の南に位置する額田郡幸田町にあり、農水省管轄の中心遮水ゾーン型ロックフィルダムでかんがい専用のダムになります。この辺りは大きな河川がないため、こうした調整池やため池が点在する地域です。そしてかなり立派な看板が立っています。

左岸よりダム湖側の堤体を望む

左岸よりダム湖側の堤体を望む

前述のようにこの近辺に大きな河川や水源がありませんでしたが、国営矢作川総合事業で矢作川から取水して共用水路と総延長約40kmの南部・吉良幹線水路によって西三河南部へ送水されており、その幹線水路の中心部に位置するのがこの琴沢調整池です。これにより幸田町や吉良町や幡豆町への重要なかんがい用水の水源となっています。

左岸よりダム湖を望む

左岸よりダム湖を望む

取水口は底穴式となっています。いわゆるダム穴のようですが、水の底に沈んだ状態なので、恐らくバルブかゲートで調節されているように思われます。

左岸より注水工を望む

左岸より注水工を望む

幹線水路から運ばれてきた水がここでダム湖へと注がれます。

左岸より天端を望む

左岸より天端を望む

残念ながら天端は関係者以外立入禁止でした。できれば洪水吐を近くで見たかったです。

石碑

石碑

立派な石碑です。地元農家の方々にとって悲願のダムだったのでしょう。

洪水吐を望む

洪水吐を望む

かんがい用のダム、特にロックフィルダムやアースダムによるあるタイプの自由越流式の洪水吐です

石碑の裏側

石碑の裏側

石碑の裏側には「恒常的な用水不足地帯であったが、この池を中核とするかんがい施設の完成によって、今後この地域の農業は飛躍的に発展するであろう」とも書かれており、この地域の農業の発展を期待されていることが窺えます。

下流側ダムサイトより堤体を望む

下流側ダムサイトより堤体を望む

ロック材やリップラップが全く見えないため、アースダムに見えますがロックフィルダムです。堤体には草がかなりの頻度で覆い茂っているようですが、この時の堤体は綺麗に刈られていました。

下流より堤体を望む

下流より堤体を望む

アースダムだって言われるとアースダムに見えてしまう・・・まるで正体を隠して生きる怪盗なんちゃらみたいですね(笑)

導流部を望む

導流部を望む

導流部は非常に細いです。実際の用水は地下を通っていますが、そちらに通すだけで十分なのでしょう。

琴沢調整池諸元

河川名 琴沢川
目的 かんがい
型式 ロックフィルダム
堤高 20.5m
堤頂長 128m
堤体積 67,000m3
流域面積 0.2km2
湛水面積 1ha
総貯水容量 74,000m3
有効貯水容量 70,000m3
ダム事業者 東海農政局
本体施工者 西松建設
着手年 1969年
竣工年 1981年

その他の設備/所感

駐車場 左岸のダムサイトがギリギリ止められるかと思います。下流側は駐車場と呼べるスペースはありません。
トイレ ×
公園 ×
PR展示館 ×
釣り ×?

琴沢調整池に近いと思われる宿泊施設

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