所在地:静岡県掛川市丹間
右岸ダム湖側より堤体を望む
2004年5月「大井川水系ダム巡り」、最初のダムです。早朝の為か訪れる人は殆どいませんでした。またこのダムは、水の無い「枯れダム」とうかがっていたのですが、雪解けのシーズンだったためか、水は豊富にありました。枯れたダムも見てみたいと思いましたが、しっかりとダムは機能していました。
謎のトンネル
右岸に監査廊らしきトンネルがありますが、どこに通じるのか不明です。堤体には繋がっていないようなので、監査廊とは違うかもしれません。
右岸より天端を望む
天端は自動車の通行が可能です。取材時、マウンテンバイクが通過していきましたが、このダムの上流にはマウンテンバイクの練習場があるらしいので、その練習に向かったのかも。
天端より下流側を望む
満水状態で、自由越流式のゲートからは水が流れ出ていました。規模が小さいので、「すだれ」とはいきませんが、それなりの迫力があります。できれば動画で撮影したかったのですが、今回はいくつものダムを巡るため、デジカメのメモリ不足が予想されるので、メモリを多く消費する動画では撮影を見合わせました。
天端よりダム湖を望む
洪水調節として、きちんと働いています。目に見えて働くダムと言うのは良いもんです。
天端よりインクラインを望む
ダムの規模が小さいので、インクラインも小さなものです。
左岸側の謎のトンネル
「しおり」「なごみ」「かえで」「モミジ」「鳥肌」「もち肌」・・・。このトンネルの存在も謎ですが、この落書きの意味の方がもっと謎です。
管理所
管理所は柵に覆われ、完全に立ち入り禁止です。たぶん中に人はいないでしょう。早朝でしたが、幽霊屋敷みたいで、ちょっと怖い雰囲気も醸し出しています。
左岸下流側より堤体を望む
天端高欄に埋め込まれた銘板
左岸ダム湖側より天端を望む
ダム諸元
ダム | 型式 | 重力式コンクリートダム |
---|---|---|
目的 | 洪水調節、農地防災 | |
堤高 | 31m | |
堤頂長 | 89m | |
堤体積 | 23,000m3 | |
貯水池 | 流域面積 | 17.9km2 |
総貯水容量 | 1,252,000m3 | |
有効貯水容量 | 1,207,000m3 | |
河川名 | 太田川水系原野谷川 | |
着手年 | - 年 | |
竣工年 | 1968年 | |
Access to D@M | 東名高速道路掛川IC下車 すぐの信号を右折 さらに次の信号交差点を右折し北上 国道1号線との交差点「北池」交差点を左折し西進 3つ目の信号「城内」を右折し北上 あとはひたすら県道39号線を北上です なお、ダムの手前にトンネルがあり、その南側入口にゴリラの置物(ぬいぐるみ?)が・・・。 |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | 規模は小さいですが、働くダムって良いもんです。 太い幹を模したトイレらしきものが右岸にありますが、 きちんと機能しているかどうかは不明です。 従って「△」判定です。 |
---|---|---|
トイレ | △ | |
公園 | × | |
PR展示館 | × |
コメント