三重県のダム

1307-竹谷池/たけたにいけ

2.5
1307-竹谷池/たけたにいけ 三重県のダム
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取材日:2013/11/9(土)

この日は本体着工前の三重県の川上ダムで見学会があるということで、現地へ移動するまでの間に未訪問のダムを巡ることにしました。竹谷池はその日1基目のダムでした。名阪国道(R25)の伊賀ドライブインから少し奥に行った所にこの竹谷池があります。

左岸の道路より堤体下流面を見る

竹谷池はかんがい用水専用のアースダムです。この時は8時前ということで、やや逆光気味で太陽が山の陰に隠れてしまってる状況でしたが、貯水池から靄がかかっているように見えます。堤体は草刈りが行われている途中だったのか、半分だけが草が刈られているのが見て取れます。

左岸の道路より堤体下流面を見る
左岸の道路より堤体下流面を見る

水門と用水路

手前の水路は余水吐からの河川、奥が取水設備からの水路となります。ダム便覧での河川名は柘植川となっていますが、柘植川本川は別の場所を流ており手前の水路がそこに合流するため、名称が違っているような気がします。しかし、国土交通省の河川データに情報がないため不明です。

水門と水路
水門と水路

また、違っていると言えばダム便覧では堤高22mで堤頂長208mとなっていますが、三重県のため池データベース上では堤高23.3mで堤頂長108mとなっています。

導水路と水門

取水設備からはトンネル導水路を通ってここまで流てくるようです。

導水路と水門
導水路と水門

導水路

シンプルなポータルです。

導水路
導水路

直下より堤体下流面を見る

残り半分の草刈りはこのあと行ったのでしょうか。草刈りは土地改良区の方々がこのダムを大切にしていることの証ですね。

直下より堤体下流面を見る
直下より堤体下流面を見る

天端への入り口

ひとしきり下流側を見たあとは天端周辺を観ようと思いましたが、残念ながらここから先は関係者以外立入禁止でした。看板に土地改良区の電話番号が載っているので、電話して確認することもできますが、この時はそこまで気が回らなかったのと、時間が押していたのでここまでとしました。また機会があったら再訪してみようかと思います。

天端への入り口
天端への入り口

竹谷池諸元

* 三重県のため池データベースを参考にしています。

所在地三重県伊賀市柘植町字竹谷5878
河川名淀川水系柘植川?
目的A(かんがい用水)
型式E(アースダム)
堤高23.3m *
堤頂長108m *
堤体積87,000㎥
流域面積2km2
湛水面積2ha
総貯水容量215,000㎥
有効貯水容量215,000㎥
ダム事業者柘植町土地改良区
本体施工者佐藤工業
着手年―年
竣工年1960年
ダム湖名

その他の設備/所感

立入禁止ということは釣りも禁じられているものと思います。

駐車場×
トイレ×
公園×
PR展示館×
釣り×

竹谷池周辺の地図

竹谷池周辺の天気

竹谷池に近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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