長野県のダム

1024-松川ダム/まつかわだむ

4.0
長野県のダム
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所在地:長野県飯田市上飯田8181-27

ダムサイト入口近くの案内看板

ダムサイト入口近くの案内看板

松川ダムは長野県南部の主要都市「飯田市」にあります。写真の通り、案内看板もありますので、近くまで来れば迷うことはないでしょう。ちなみに今回はイチゴ狩りの帰りに立ち寄りました。

松川ダム再開発事業看板

松川ダム再開発事業看板

天竜川水系特有の堆砂問題は、この松川ダムにもあります。現在、松川ダム再開発事業を行っています。松川ダムに続く道の途中にはそこかしこに、その看板がありました。
なお、この際開発事業は1990年に着手、2011年に竣工予定です。また、工事完了後は総貯水容量は50,000m3UPして7,450,000m3に、有効貯水容量は1,000,000m3UPして6,400,000m3になります。

左岸下流側より堤体を望む

左岸下流側より堤体を望む

ラジアルゲートが2門、オリフィスが1門、と標準的なゲートの構成です。

左岸下流側にある銘板と紹介看板

左岸下流側にある銘板と紹介看板

子供向けの看板が設置されています。こういう看板は嬉しいですね。

左岸下流側より監査廊(?)入り口を望む

左岸下流側より監査廊(?)入り口を望む

多分監査廊の入口だと思われます。

左岸下流側より堤体を望む

左岸下流側より堤体を望む

そこそこの高さがあります。

左岸より天端を望む

左岸より天端を望む

管理所手前に駐車場があり、ここより車両は通行止めなので、当然ながら天端は車両通行禁止です。

インクラインと倉庫

インクラインと倉庫

船の係留施設は左岸にあります。インクラインの傾斜は比較的急に作られているようです。

天端より下流を望む

天端より下流を望む

カメラを減勢工に向けます。再開発事業による影響のためか、それとも地盤特有の問題なのか、水が茶色く濁っています。右下に見えるのは発電所の施設らしいのですが、元々このダムは発電の目的がありませんので、実質稼動はしていないようです。

天端よりダム湖を望む

天端よりダム湖を望む

しかし、ダム湖の水は比較的緑色っぽくなっています。
多分この上流で、再開発事業の工事が展開されているものと思われます。実際に上流まで行きませんでしたので、不明ですが・・・。

天端より管理所と南アルプスを望む

天端より管理所と南アルプスを望む

下流側はなかなか良い景色でした。遠くに南アルプス連峰を望むことができます。

天端より南アルプスを望む

天端より南アルプスを望む

多分、一番右の峰が聖岳、真ん中(もしかしたら左かも)が赤石岳・・・だと思われますが、かなり嘘を言っているかも(爆)

インクライン

インクライン

インクラインを正面から撮影しました。船は倉庫の割りに比較的小さなものを使っているようです。

天端中央付近より、右岸を望む

天端中央付近より、右岸を望む

「おお、階段だ!」
上に行けば、天端を上から望めるかも・・・と思いましたが、残念ながら階段は立ち入り禁止の看板によって、塞がれていました。上部が広場のようになっているので、行けると思ったのですが、残念です。

右岸ダム湖側より堤体を望む

右岸ダム湖側より堤体を望む

ダム湖に魚がいますが、果たして釣れるのかどうか・・・。

右岸下流側より堤体を望む

右岸下流側より堤体を望む

右岸より天端を望む

右岸より天端を望む

管理所

管理所

管理所の裏手に犬がいました。多分雑種の中型犬です。犬小屋に入ったきり出てこないので、呼んだり手を出したりしましたが、警戒して唸ったりしたので、彼(彼女?)と友好条約は結べませんでした。思えば、管理所で犬を飼っているのは珍しいですね。

ダム諸元


型式重力式コンクリートダム
目的洪水調節、農地防災
堤高84.3m
堤頂長165m
堤体積263,000m3
非越流部標高689.3m


流域面積60km2
湛水面積29ha
総貯水容量7,450,000m3
有効貯水容量5,400,000m3
河川名天竜川水系松川
着手年1964年
竣工年1974年
Access to D@M中央自動車道飯田IC下車
「飯田インター」信号交差点左折
次の信号交差点「インター入口」を右折し国道256号線へ
少し解りにくいが、松川橋を渡りその先の信号交差点「松川橋」を国道方面ではなく、
若干左へ侵入するような形で市道へ
踏み切りを渡り、暫くするとT字の交差点があるので、それを左折
右手に飯田病院があるので、その先の信号交差点を左折し、
県道8号線へあとは道なりに真っ直ぐ

その他の設備/所感

駐車場公園は下流に「風越公園」という公園があります。
ここから堤体が見れるかどうかは不明です。
また、この風越公園と堤体の間にはカート練習場があるらしく、
エンジンの音が堤体付近に響き渡っていました。
いずれも見ていませんので、雰囲気などは不明です。
トイレ
公園
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松川ダムに近いと思われる宿泊施設

この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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