静岡県のダム

1176-奥野ダム(おくのだむ)/ 静岡県

3.5
1176-奥野ダム/おくのだむ 静岡県のダム
この記事は4分で読めます。

所在地:静岡県伊東市鎌田字横堀
取材日:2010/07/09(金)

右岸下流側より堤体を望む

伊豆半島にはダムが2基しかありません。伊豆半島の先端、石廊崎のある南伊豆町の青野大師ダムと、この奥野ダムです。伊豆旅行の途中に立ち寄りましたが、あいにくの空模様。本降りにならないうちに見学することにしました。奥野ダムはロックフィルダムで洪水調節や河川維持、上水道用水としての用途を持つ多目的ダムです。

右岸下流側より堤体を望む

導流部を望む

導流部中腹に常用洪水吐を備えています。

導流部を望む

右岸下流側より河川を望む

伊東市の中心部を流れ、相模灘へと注がれます。すぐ先にはなぜか暗渠になっています。

右岸下流側より河川を望む

奥野ダムアプローチ

続いて天端レベルへと移動します。しかしなんでダム名よりダム湖の方がアピール度が高いんでしょうねー。

奥野ダムアプローチ

左岸より下流側の堤体を望む

梅雨独特のジメッとした感じです。草も結構覆い茂っています。

左岸より下流側の堤体を望む

奥野ダム定礎石

ダムサイトに定礎石が設置されています。

奥野ダム定礎石

非常用洪水吐を望む

自由越流式の非常用洪水吐。結構な大きさがありますから、越流していたらさぞかし豪快な放流を望めたことでしょう。

非常用洪水吐を望む

導流部を望む

その先が見えないぐらいの急角度です。

導流部を望む

左岸より天端を望む

ちょうどジョギング大会のようなものが開かれていて、多くの参加者で賑わっていました。そんな中、あちこちパシャパシャと撮影する私。

左岸より天端を望む

奥野ダム・松川湖の石碑

ダムとダム湖の石碑が仲良く並んでいます。こう並んでいる石碑は珍しい気がします。

奥野ダム・松川湖の石碑

天端よりダム湖を望む

ダム湖側の堤体も草がかなり覆い繁っていました。

天端よりダム湖を望む

左岸より下流側の堤体を望む

たぶんキレイな断面のリップラップなのでしょうが、草が覆い茂ってよくわかりません(笑)

左岸より下流側の堤体を望む

天端より下流を望む

自然豊かな伊豆半島。周りは森だらけです。天気がよかったら海まで見えたのかなー。

天端より下流を望む

天端よりダム湖側の堤体を望む

こんな感じで草ぼうぼう。

天端よりダム湖側の堤体を望む

右岸より下流側の堤体を望む

下流側も草ぼうぼう。

右岸より下流側の堤体を望む

右岸より天端を望む

左手に進むと艇庫や資料倉庫があるようですが、青野大師ダムを目指すためここで折り返すことに。(結局この日は青野大師ダムにはたどり着けませんでしたが・・・)

右岸より天端を望む

右岸よりダム湖側の堤体を望む

右岸よりダム湖側の堤体を望む

河川維持・利水用取水塔(左奥)と常用洪水吐(右)

右側の常用洪水吐はスクリーンで見えませんが、噂では朝顔型の洪水吐になっているのだとか。さらにその先は下流の放流口までトンネルになっているようです。

河川維持・利水用取水塔(左奥)と常用洪水吐(右)

奥野ダム管理事務所

上に丸いドームを乗せたらプラネタリウムができそうな管理所のデザイン。

奥野ダム管理事務所

奥野ダムの水の流れ

常用洪水吐に朝顔型の洪水吐のイラストが・・・。

奥野ダムの水の流れ

ダム諸元

河川名伊東大川水系伊東大川
目的洪水調節、農地防災、不特定用水、河川維持用水、上水道用水
型式ロックフィルダム
堤高63m
堤頂長323m
堤体積1,804,000m3
流域面積11.7km2
湛水面積31ha
総貯水容量5,100,000m3
有効貯水容量4,600,000m3
ダム事業者静岡県
本体施工者鹿島建設・熊谷組
着手年1972年
竣工年1989年

その他の設備/所感

伊東市民憩いの場、という感じのダムでした。観光マップにも記されていることもありましたので、観光に訪れる方もいそうです。

駐車場
トイレ
公園
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この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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