所在地:岐阜県大野郡白川村平瀬
左岸より堤体を望む
御母衣ダムへは東海北陸自動車道の荘川ICから降りて国道156号を北上して行きました。この辺りではかなりメジャーなダムなので、迷うことなく辿り着けるでしょう。
しかしメジャーなのは堤体ではなく、ダム湖に沈む運命になりかけた「荘川桜」かもしれないです。見学者も堤体より桜のシーズンでもないのに荘川桜の方が多かったです。荘川桜については下記URLをご参照ください。
http://www.jpower.co.jp/sakura/
取水口をアップ
堤体のそばに国道156号線のトンネルがあるのですが、大型車同士の対面通行が難しいようで、しきりに注意を促すクラクションがトンネルの中を共鳴していました。またトンネルの近くに駐車したのですが、排気が凄くたまりませんでした。
石碑を望む
なかなか立派な石碑です。しかし排気ガスのせいか微妙に黒ずんでます。
堤体より排水路を望む
巨大な滑り台のような排水路です。多分これは非常用洪水吐からの排水路でしょう。
堤体より取水口を望む
左岸より堤体(下流側)を望む
堤体より発電施設を望む
何もかもが大きいので下の発電施設がまるで模型のように見えてしまいます。また周囲の山々の風景と堤体の遠近感が狂って、眩暈がしそうになるほどです。
※これは発電施設ではなく変電施設だそうです。発電施設は地下にあるそうです(あべべぇーさんThanx!)。
右岸より堤体(ダム湖側)を望む
右岸より堤体(下流側)を望む
下流のダムサイドパークより堤体を望む
下流に「MIBOROダムサイドパーク」といドライブンインを兼ねたPR展示館があります。建物外観の写真は構図が難しく撮影できませんでしたが、まるで宇宙船のような外観です。
ダムサイドパーク(御母衣電力館)内の様子
ダムサイドパークは平成13年に出来たばかりなので、新しく綺麗でデザインも非常に良いです。個人的に今まで行ったダムの展示館の中でも評価は高いです。
ダム諸元
ダ ム | 形式 | ロックフィルダム |
---|---|---|
堤高 | 131m | |
堤頂長 | 405.0m | |
堤体積 | 7,950,000m3 | |
非越流部標高 | E.L.m | |
貯 水 池 | 集水面積 | 442.8km2 |
湛水面積 | 880ha | |
総貯水容量 | 370,000,000m3 | |
有効貯水容量 | 330,000,000m3 | |
着手年 | 1957年 | |
竣工年 | 1961年 |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | これほど良いロックフィルダムはこの御母衣ダムと 手取川ダム以外にちょっと思いつきません。 また何もかもが巨大ですばらしいダムです。 ダムの下流側にあるダムサイドパークも立派ですが、 そこだけでは巨大さは実感できないと思うので、 ぜひ堤体を見学することをお勧めします。 |
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トイレ | ○ | |
公園 | × | |
PR展示館 | ○ |
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