北陸地方のダム 福井県のダム

0940-石徹白ダム/いとしろだむ

2010/11/21

所在地:福井県大野市三面(取材日:2010/07/30)

下流の橋より堤体を望む

下流の橋より堤体を望む

石徹白ダムは電源開発の発電専用のダムで、国内に数少ない重力式アーチダムという型式のダムです。下流には橋があってそこから真正面(本当は真裏ですけどね)が拝めるのが良いですね。ちなみに「石徹白」は「いとしろ」と読みますが難読ですね。

石徹白ダムの上流に行き、岐阜県に入った先に「イトシロシャーロットタウン」というオシャレなネーミングのスキー場があります。さらに奥に進むとスポーツ用品チェーン店大手のアルペンが運営するスキー場「ウィングヒルズ」があります。スノーボードを始めた頃はここがホームゲレンデでした。

一宮JCTができて名神高速と東海北陸自動車道が繋がってからは、あまりの混雑っぷり(道もゲレンデも)に御岳へとホームを移したほどです。あぁ、でも久しぶりにイトシロ行ってみたいなぁ。

おっと、ダムとは無関係でどうでも良い話でしたが、冬期はこの石徹白ダムからイトシロシャーロットタウンまで通行止になりますので、冬場に岐阜県側から入る時はご注意ください。その場合は、油坂峠道路経由になると思いますが、豪雪期は油坂峠道路もたびたび通行止になるので、岐阜県側からは道が閉ざされる事も・・・。

右岸下流側より堤体を望む

右岸下流側より堤体を望む

苔むした感じが良い味を出しています。なんかこの雰囲気、とっても良いです。この日は雨が降った後にカーッと太陽が照り付けていましたが、暑さを忘れさせてくれます。

右岸よりダム銘板と堤体を望む

右岸よりダム銘板と堤体を望む

銘板も塗装が剥げてしまっていますが、長い年月このダムを見守ってきたのかなー、なんて思うと銘板ですらいとおしく感じてしまいます。

右岸より堤体下流側を望む

右岸より堤体下流側を望む

河川維持放流と思われますが、これがまた良い。キレイに流れています。しばらく見惚れていました。

右岸より天端を望む

右岸より天端を望む

天端は立入禁止です。が、ここはこれで良い気がします。天端に入れなくても満足できる、そんなダムです。

右岸より下流を望む

右岸より下流を望む

あの橋が真正面(正確には真裏)を見据える事のできる橋です。また、この先には山原ダム(0943-山原ダム/やんばらだむ)があります。

右岸より減勢工を望む

右岸より減勢工を望む

特にこの減勢工に流れる部分はじーっと見つめていました。嫌な事を全て流し去ってくれそうな気がしました。石徹白ダムは癒し系のダムですよ。きっと。

右岸よりダム湖側堤体を望む

右岸よりダム湖側堤体を望む

数日前に九頭竜ダムや真名川ダムで「森と湖に親しむ旬間」のイベントが開かれていたのですが、その時はクレストから放流していたんだそうです。が、あいにくこの日は放流していませんでした。イベントにもいけず、放流も見れず悔しいですが、まぁ仕方がありません。クレストからの放流時はそれはそれは綺麗に流れるようです。

右岸よりダム湖を望む

右岸よりダム湖を望む

やや堆砂が多いような気がします。発電専用のダムなのでまったく問題は無いでしょうが。

右岸より取水口を望む

右岸より取水口を望む

この取水口より取り入れた水は導水トンネルを抜けて九頭竜ダム(0942-九頭竜ダム/くずりゅうだむ)まで送られます。

放流の様子

クレストからの放流では無いのが残念でなりませんが、滝のように流れる河川維持放流の様子が動画でご覧いただけます。

ダム諸元

河川名 九頭竜川水系石徹白川
目的 発電
型式 重力式アーチダム
堤高 32m
堤頂長 113.6m
堤体積 20,000m3
流域面積 104.6km2
湛水面積 11ha
総貯水容量 917,000m3
有効貯水容量 917,000m3
ダム事業者 電源開発(株)
本体施工者 飛島建設
着手年 1965年
竣工年 1968年

その他の設備/所感

駐車場 × 発電専用ダムなので駐車場はありませんが、冬期通行止時に転回する場所になるのか、近くに広い路肩があります。
トイレ ×
公園 ×
PR展示館 ×
釣り ×

石徹白ダムに近いと思われる宿泊施設

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