所在地:岐阜県郡上市白鳥町中西
取材日:2007/09/12
右岸下流側より堤体を望む
高山への旅行の途中に立ち寄りました。子どもがぐっすり寝ていたので、妻も車に残し、私だけ撮影しに行くことに・・・。
で、右岸にトンネルがあり、北上してそのトンネルを抜けた先の駐車場に停めたのは良いのですが、駐車場からのアプローチが荒れ放題で、そこから堤体まで歩ける状況ではなかったので、結局歩いてトンネルを戻ることに・・・。
意外と距離があり、一人で心細くなりながらも堤体に辿り着くと、なんとオリフィスから放流中!
オリフィスゲートから放流中・・・
それにしてもきれいなお水が流れています。そう言えばすでに阿多岐ダムは数年前の冬に訪れていたのですが、豪雪のため堤体にすら近づけない状況だったのを思い出しました。
右岸ダムサイトより石碑を望む
そのためか、数年が経過したものの、秋に入ったばかりですがやや荒れた感じがして、なんとなく見学させない雰囲気がありました。
右岸ダムサイトよりダム湖を望む
まだ夏の雰囲気があるダム湖です。ダム湖の左奥にある浮島はビオトープだそうです。
右岸ダムサイトより下流を望む
秋口とは言えまだまだ暑い時期でした。でもマイナスイオンを感じ取ることができ、やや涼しく感じられました。
右岸より天端を望む
ちなみに天端には工事用のトラ柵がしてあり、立入禁止になっていました。先に感じた見学させない雰囲気はこれにあります。
右岸ダムサイトよりダム湖側堤体を望む
クレストには自由越流式のゲートがあります。う~ん、なんとも未消化・・・。
ダム諸元
河川名 | 木曽川水系阿多岐川 |
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目的 | 洪水調節、農地防災、不特定用水、河川維持用水 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 71.4m |
堤頂長 | 200m |
堤体積 | 195,000m3 |
流域面積 | 16km2 |
湛水面積 | 14ha |
総貯水容量 | 2,550,000m3 |
有効貯水容量 | 2,050,000m3 |
ダム事業者 | 岐阜県 |
本体施工者 | 大成建設・大日本土木 |
着手年 | 1973年 |
竣工年 | 1987年 |
ダム湖名 | 阿多岐紅葉湖(あたぎくれはこ) |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | 駐車場や公園はありますが、今でもまともに見学できるかどうかは不明です。 トイレは駐車場を北上するとあります。 行っても見学できない可能性が高いのでご注意を。 特に真冬の豪雪期は全く見えません。 |
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トイレ | △ | |
公園 | ○ | |
PR展示館 | × | |
釣り | ○ |
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