所在地:愛知県豊田市黒田町
下流から堤体を見る
まずアプローチの仕方としては非常に簡単です。名古屋方面からなら国道153号から小田木交差点を右折すれば辿り着きます。ダム自体はとても広く見学するポイントはたくさんあるので時間をかけてゆっくり見ると良いでしょう。
左岸から堤体を見る
黒田ダムは揚水発電という形式の発電をしています。この一帯は大規模な2段式の揚水発電で上池とし黒田ダムがせき止める黒田貯水池、中池として富永ダムがせき止める富永調整池、下池として矢作第一ダムがせき止める矢作貯水池(奥矢作湖)から成り立っています。
堤体からダム湖を見る
取水口近辺より堤体を見る
左岸より堤体上流面を見る
ダム湖名碑
かさ上げした痕跡
何度も足を運んでいるダムなのですが、今回取材して初めて知ったことは今あるダムはかさ上げした後のダムだったということです。潰れて見にくいですが、赤い丸で囲まれたところが旧ダムの堤体の跡です。下記の諸元のほうにも旧ダムのデータを記述しておきますので、その違いを確認してみてください。
巨大なサージタンク
揚水発電用のサージタンクです。周辺にはいくつものこんな大きなタンクがあります。
導水路トンネルに関する石碑
この下にどうやら導水路トンネルがあるようです。
ヘビ出現!
山なので当然ヘビなんか出ます。
ダム諸元
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 45.2(35)m |
堤頂長 | 332.0(157)m |
堤体積 | 145,000(40,700)m3 |
非越流部標高 | E.L.868m |
集水面積 | 7.65km2 |
総貯水容量 | 11,050,000(4,528,600)m3 |
有効貯水容量 | 10,100,000m3 |
完成年 | 1978(1933)年 |
その他の設備/所感
すべてに丸がついているのにとても閑散としたダムです。PR展示館は小田木交差点にある「揚水発電館」というものですが見学者はほとんどいません。(2005年に閉鎖されました)
堤体自体もほとんどいないのでゆっくりと見学できます。個人的にとても好きなダムで稲武方面へドライブに行ったときには必ずといって良いほど行くダムなので、もし私がいたら声をかけてくださいね(笑)あ、展示館は写真を撮り忘れました^^;
駐車場 | ○ |
トイレ | |
公園 | ○ |
PR展示館 |
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