鳥取県のダム

0000-芦津ダム/あしづだむ

2.5
0000-芦津ダム/あしづだむ 鳥取県のダム
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所在地:鳥取県八頭郡智頭町大字芦津
取材日:2011/04/04(月)

中国電力大内発電所

中国電力大内発電所

川上ダム(岡山)からバットレスダム初体験をするために三滝ダムに向かいます。その途上、なかなかクラシカルな建屋の水力発電所に出会いました。中国電力の大内発電所です。こういう建築物にパッと出会うことのできる中国地方ってなんだかステキです。

中国電力新大呂発電所

中国電力新大呂発電所

さらに県道6号線を少し進ませるとまたもや一風変わった建屋に出会います。こちらは新大呂発電所。半地下式の発電所らしいです。

中国電力芦津発電所

中国電力芦津発電所

そしてまた発電所に出会います。都合3基。三滝ダムに向かうまでに3基も水力発電所がありました。よほどここの河川の水量が豊富で水力発電に利用するには魅力的だったのでしょう。

中国電力芦津ダム

中国電力芦津ダム

そして脇を見ると「芦津ダム」の文字が。はて?ダム便覧にはなかったように思います。帰宅後に調べてみたら、堤高が12.7mで河川法上でのダムではなかったようです。それにしてもどこが堤体なのかわかりません。

右岸より取水口と堤体を望む

右岸より取水口と堤体を望む

この年の冬はかなり鳥取では大雪でした。大内発電所や新大呂発電所ではまったく積雪がありませんでしたが、ここまで来ると残雪もそこそこあり、しかも柵まであって、写真撮影はやや困難を極めます。おかげで斜めってしまいました。奥の細くなっているところが堤体のようですが、まるで副ダムです。左側にあるのは取水口ですね。

右岸よりダム湖側の堤体を望む

右岸よりダム湖側の堤体を望む

芦津発電所の逆調整池のようですが、これがダムだと言われても全くピンときません。まぁ、堰堤ではあるのですが・・・。ネットで写真を漁ると導流部を水が流れている姿が写真に収まっていたりしましたが、どうやって撮ったのか謎です。立入禁止で入れなさそうなんですが・・・。

水路?を望む

水路?を望む

もはやこの構造物も何が何だかわかりません。
そしてさらに上流の三滝ダムを目指します。






が、残念なことに除雪作業が終わっていなかったのか、三滝ダムの手前2.2kmでユンボに道を阻まれあえなく断念するのでした。

芦津ダム諸元

河川名千代川水系北股川
目的発電
型式重力式コンクリートダム
堤高12.7m
堤頂長―m
堤体積―m3
流域面積―km2 ( 直接:―km2 )
湛水面積―ha
総貯水容量―m3
有効貯水容量―m3
ダム事業者中国電力
本体施工者
着手年―年
竣工年―年

その他の設備/所感

駐車場きちんと「P」のマークがあり、薄くなっていますが
駐車スペースに白線が引かれています。
トイレ×
公園×
PR展示館×
釣り×
この記事を書いた人
神馬シン

福澤桃介をこよなく愛するダム愛好家/ダムペディア・ダムニュース管理人/(一財)日本ダム協会公認ダムマイスター(01-018)/放流注意グッズの販売はじめました→https://shop.dampedia.com

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