岩手県のダム

0247-湯田ダム/ゆだだむ

5.0
0247-湯田ダム/ゆだだむ岩手県のダム
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取材日:2012/9/16(日)

石羽根ダムの次はいよいよ湯田ダムです。憧れの湯田ダム。この時のトキメキは最大値の状態でした。

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左岸より下流側の堤体を望む

もうだってこんなにカッコいいんですもの。個人的に重力式アーチダムの中では湯田ダムがいちばんカッコいいと思っています。

左岸より下流側の堤体を望む
左岸より下流側の堤体を望む

情報量の多い下流

個人的に今まで見てきたダムではこんな複雑なダムの構造物はまず見たことがありません。

情報量の多い下流
情報量の多い下流

常用洪水吐を望む

常用洪水吐コンジットゲートが2門。高圧ラジアルゲートになっているそうです。

常用洪水吐を望む
常用洪水吐を望む

クレストゲートを望む

クレストゲートはラジアルゲートが6門。メカニカルな感じがまたたまりません。ゲートとゲートの間に付属するグレーとブラックの縦の構造物は点検用の階段またはハシゴが内部にあって、雪で滑らないようにしているものだと思われますが、ここのデザインだけでも興味深いですね。

クレストゲートを望む
クレストゲートを望む

点検用の階段

フーチングを昇降させるのではなく、フーチングの上に階段をあえて設置していて、先ほどのクレストゲート同様に作業者への配慮が感じられます。湯田ダムやさしい。

点検用の階段
点検用の階段

右岸の点検用通路

ここも積雪があっても移動できるようにつくられた通路だと思いますが、ただただかっこいいです。

右岸の点検用通路
右岸の点検用通路

点検用通路をズームで

たぶん竣工時はこの通路は存在していなくて後付なんだと思いますが、狙ったかのような見た目のインパクトがすごい。

点検用通路をズームで
点検用通路をズームで

左岸より天端を望む

アーチダムの天端を撮る時、どの角度や位置で撮っていいか悩むことが多く、適当になりがちです。

左岸より天端を望む
左岸より天端を望む

国土交通省 東北地方整備局 北上川ダム統合管理事務所 湯田ダム管理支所

なぜ玄関からではなく裏から撮ってるのかいうと、石碑とセットで撮りたかったからなのですが、逆光すぎてなんだかよくわからない写真になってしまいました。

国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所湯田ダム管理支所
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所湯田ダム管理支所

発電用取水口

右岸に設置されており通常時は立ち入ることが出来ない取水口です。

発電用取水口
発電用取水口

左岸よりダム湖側の堤体を望む

左がコンジットゲート用の予備ゲート、右がクレストゲートになります。

左岸よりダム湖側の堤体を望む
左岸よりダム湖側の堤体を望む

網場と島と取水口

この日は水位も低い状態でした。それにしても9月と言っても東北だから涼しいと思ったら真夏のような暑さだったのも覚えています。

網場と島と取水口
網場と島と取水口

ダム湖(錦秋湖)を望む

湯田ダムによって沈んだ旧北上線の廃線跡が見えそうなぐらい水位が低いです。

ダム湖(錦秋湖)を望む
ダム湖(錦秋湖)を望む

天端より下流を望む

階段状の構造物がまるでコロシアムのようです。

天端より下流を望む
天端より下流を望む

天端より管理所とインクラインを望む

管理所の地下に艇庫があり、そのままインクラインにつながっているようです。とても合理的なつくりをしています。

天端より管理所とインクラインを望む
天端より管理所とインクラインを望む

コンジットゲート予備ゲート巻き上げ機室

堤体の形状に合わせてカーブを描いた巻き上げ機室。

コンジットゲート予備ゲート巻き上げ機室
コンジットゲート予備ゲート巻き上げ機室

エレベーター塔

昭和の面影が残るシンプルなエレベーター塔です。

エレベーター塔
エレベーター塔

クレストゲートより下流を望む

クレストゲートから放流された水はスキージャンプ式のシュート部に流れ込み、放物線を描いて減勢池へと流されます。最近では放流イベントの動画がかんたんに観られるようになりましたので、ぜひ検索して観ていただければと思いますが、どうせなら実物が観たいものです。

クレストゲートより下流を望む
クレストゲートより下流を望む

右岸より下流側の堤体を望む

どこから観てもカッコいいの湯田ダム。

右岸より下流側の堤体を望む
右岸より下流側の堤体を望む

湯田ダム共同取水口管理用トンネル

前述の取水口のあたりまでつながっている管理用のトンネルです。全長517m。イベント時には開放されているようですので、通り抜けてみたいものですね。

湯田ダム共同取水口管理用トンネル
湯田ダム共同取水口管理用トンネル

右岸ダムサイト

右岸はものすごく広く、何もありませんが広場のようになっています。

右岸ダムサイト
右岸ダムサイト

右岸より天端を望む

このカーブがまた艶めかしい。

右岸より天端を望む
右岸より天端を望む

右岸よりクレストゲート周りを望む

この複雑なメカニカルな感じがたまりません。

右岸よりクレストゲート周りを望む
右岸よりクレストゲート周りを望む

左岸のトンネル?

左岸に戻ってきました。リムトンネルでしょうか。

左岸のトンネル?
左岸のトンネル?

きんしゅうこものしり館・錦秋湖防災センター

きんしゅうこものしり館・錦秋湖防災センターの内部です。パネルや模型などが展示されていました。

きんしゅうこものしり館・錦秋湖防災センター
きんしゅうこものしり館・錦秋湖防災センター

スノーシェッドより下流側の堤体を望む

国道のスノーシェッド(スノーシェルター)から下流側の翼を広げたような堤体が観えるのがとても良いと思います。クレストからの放流も観てみたいですね。

スノーシェッドより下流側の堤体を望む
スノーシェッドより下流側の堤体を望む

湯田貯砂ダム駐車場

名残惜しいですが湯田ダムをあとにして、上流に移動し湯田貯砂ダムまで来ました。

湯田貯砂ダム駐車場
湯田貯砂ダム駐車場

左岸より湯田貯砂ダムの堤体を望む

水位の低い夏の時期にしか姿を表さないという湯田貯砂ダム。平成14年(2002年)に竣工した比較的新しい貯砂ダムなので堤体がきれいな状態です。天端を水が越流していますね。

左岸より湯田貯砂ダムの堤体を望む
左岸より湯田貯砂ダムの堤体を望む

魚道

魚道もいちいちカッコいいですね。湯田ダムといい観られることを意識してつくられているかのようです。

魚道
魚道

湯田貯砂ダム堤体内

湯田貯砂ダムは堤体内が通路になっていて、裏見の滝のようになっているのが最大の特徴です。こんな貯砂ダムもたぶんここにしかないです。

湯田貯砂ダム堤体内
湯田貯砂ダム堤体内

錦秋湖大滝

この裏見の滝を「錦秋湖大滝」と言い、公募で決められました。

錦秋湖大滝
錦秋湖大滝

右岸より下流側の湯田貯砂ダムの堤体を望む

暑い東北でしたが、しばしここで涼を取りつつ湯田貯砂ダムを愛でます。

右岸より下流側の湯田貯砂ダムの堤体を望む
右岸より下流側の湯田貯砂ダムの堤体を望む

動画にも起こしてみましたので、よろしければご視聴ください。

湯田貯砂ダム錦秋湖大滝越流

湯田ダムも貯砂ダムもなにもかもが素晴らしくて、最近では放流イベントだけでなくライトアップまでしてしまうという観光にも力を入れたダムです。もちろん用途や機能としても受益者の方々の役に立っているダムですが、今後もいろんなお客さんを呼び寄せるダムであってほしいものですね。

湯田ダム諸元

所在地岩手県和賀郡西和賀町杉名畑44-162-15
河川名北上川水系和賀川
目的F(洪水調節、農地防災)
A(かんがい用水)
P(発電)
型式GA(重力式アーチダム)
堤高89.5m
堤頂長265m
堤体積379,000m3
流域面積583km2
湛水面積630ha
総貯水容量114,160,000m3
有効貯水容量93,710,000m3
ダム事業者東北地方建設局
本体施工者鹿島建設
着手年1953年
竣工年1964年
ダム湖名錦秋湖きんしゅうこ

湯田貯砂ダム諸元

所在地岩手県和賀郡西和賀町
河川名北上川水系和賀川
堤高17.5m
堤頂長123m
天端標高226m
ダム事業者東北地方建設局
本体施工者高弥建設株式会社
株式会社佐藤組
竣工年2002年

湯田貯砂ダムゲート設備諸元

形式ステンレス鋼製スライドゲート
水密方式後面四方メタル水密
数量2門
有効径間2m
有効高さ2m
開閉装置油圧シリンダ式
製作会社株式会社丸島アクアシステム

その他の設備/所感

駐車場
トイレ
公園
PR展示館
釣り

湯田ダム周辺の地図

湯田貯砂ダム周辺の地図

ダムに近いと思われる宿泊施設

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