所在地:長野県長野市大字入山字岩戸南沖4553
公式Webサイト:http://www.pref.nagano.jp/xdoboku/susobana/index.htm
右岸ダム湖側より堤体を望む
今回は白馬でスノーボードを楽しんだ後、戸隠で宿泊して善光寺に行くついでに(と言うのは大義名分ですが)立ち寄りました(爆)
季節は2月。思いっきり真冬です。私の好きな冬ダムですが、道路はあちこちで雪崩が起きていたり、ダムサイトや天端も完全に凍結していまして、危険な雰囲気も醸し出していました。クレスト部に3門のラジアルゲートが見えます。
右岸下流側より堤体を望む
天端は立ち入り禁止になっておりましたので、管理所の方に許可を頂きました。管理所アタックは初の試み。すご~く緊張しましたが、撮影に快諾してくださいました。ただ「儂はダムの人間じゃないんだが・・・」と仰っていたのが凄く気になります。営業時間外(?)は県が近所の方に管理を委託しているのでしょうか・・・?堤体はちょっとコンパクトにした矢作第一ダムといった感じです。
ゲート操作室内部
ゲート操作室の内部が覗けます。
天端よりゲートを望む
天端より下流を望む
ダム湖はもちろん、減勢工の水もスケートリンクになりそうなほど完全に凍結しています。
左岸より堤体・管理所を望む
管理所から階段が伸びています。凄く急勾配な階段です。またこの付近は豪雪地帯なので屋根付の階段です。
天端よりインクラインを望む
絶対冬季は使えないでしょうね。ダム湖が凍ってるし。
天端より取水塔を望む
小ぢんまりとした取水塔です。
右岸管理所前より凍結した天端を望む
ダムの取材を後にして車に戻る時に、明らかに管理所の中でも地位があるだろうと思われる方が出勤してこられました。その時に「中に入ると良いよ」と言うお言葉を頂戴したのですが、これがてっきり堤体内を見学させていただけると勘違い・・・。「対岸まで行っても良いよ」と言う意味だったようです・・・。残念・・・。
ダム諸元
ダ ム | 型式 | アーチ式コンクリートダム |
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目的 | 洪水調節、農地防災、上水道用水、発電 | |
堤高 | 83m | |
堤頂長 | 211.2m | |
堤体積 | 130,790m3 | |
貯 水 池 | 流域面積 | 250km2 |
湛水面積 | 58ha | |
総貯水容量 | 15,000,000m3 | |
有効貯水容量 | 10,000,000m3 | |
河川名 | 信濃川水系裾花川 | |
着手年 | 1962年 | |
竣工年 | 1969年 | |
Access to D@M | 上信越自動車道長野IC下車後信号を右折 県道35号線を北上 途中から国道117号線に入りますが、ひたすら北上 国道406号線とのT字交差点(信大前交差点)を左折 あとは国道406号線を西進 小鍋トンネルを抜ける途中にダムへ通じる切れ目があるので、それを右折 |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | ダムの入口に「関係者以外立ち入り禁止」の看板がありますが、 気にせず入りましょう。ただ見学の際は管理所で一言断ってから見学を。 管理所の方々は気さくな方ですので、安心して見学を申し出てみてください。 でもダムを紹介する看板などがあるのだから、 見た目にもうちょっと入りやすい環境を作って欲しかったです。 |
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トイレ | × | |
公園 | × | |
PR展示館 | × |
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