梓川三兄弟(安曇三兄弟?)の末っ子的存在のダム
所在地:長野県松本市安曇字笑沢・上の沢
左岸よりダム湖を望む(逆光御免)
「2003年突発的元旦ダム巡り」の第3弾は稲核ダムです。初めてこのダム名を目にしたとき、まったく違う読み方をしていました。そういう方は私以外にもいるのでは?日本ダム協会の難読ダム名のひとつに挙げられています。稲核ダムへは松本市からなら国道158号線を西へ進めば簡単にたどり着けます。
左岸下流側より堤体を望む
梓川三兄弟(安曇三兄弟?)の末っ子的存在のダムです。末っ子はわがままなのか、堤体は立ち入り禁止です。また、稲核ダムは上流の水殿、奈川渡ダムと揚水発電を行っており、稲核ダムは下部ダムとなります。ただ完成年は一番古いです。
ローラーゲートが5門、写真下に見えるのはハウエルバンカーバルブ?
ダム諸元
型式 | アーチ式コンクリートダム |
目的 | 発電 |
堤高 | 60m |
堤頂長 | 192.8m |
堤長幅 | 4m |
堤体積 | 65,000m3 |
流域面積 | 470.4km2 |
湛水面積 | 51ha |
総貯水容量 | 10,700,000m3 |
有効貯水容量 | 6,100,000m3 |
河川名 | 信濃川水系梓川 |
着手年 | 1965年 |
竣工年 | 1969年 |
その他の設備/所感
国道158号線はシーズン中には大渋滞を起こすほどなんだそうですが、さすがに真冬、それも元旦とあっては全然混んでいませんでした。松本から国道158号線を通る途中で蕎麦屋さん(店の名前も場所も失念・・・多分松本電鉄が近くに見えていたので、波田町だと思われ)に立ち寄ったのですが、とても素朴で美味しかったのを記憶しています。
駐車場 | × |
トイレ | × |
公園 | × |
PR展示館 | × |
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