新潟県のダム

0776-早出川ダム/はやでがわだむ

3.5
0776-早出川ダム/はやでがわだむ新潟県のダム
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取材日:2013/05/25(土)

下条川ダムの次にやってきたのは早出川ダムでした。早出川ダムも下条川ダムと同じく新潟県営のダムですが、洪水調節とかんがい用水と発電を目的としたダムです。

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ダムサイト入口

ダムサイトへは一般車両の進入が禁止されていますので、手前の駐車場に停めて徒歩で移動します。

ダムサイト入口
ダムサイト入口

ダムサイトにある竣工記念碑

建設当時の県知事の名前が書かれた竣工記念碑が設置されています。

ダムサイトにある竣工記念碑
ダムサイトにある竣工記念碑

五泉市日本平山登山道案内図

近くに日本平山という山があるらしく、右岸に沿って行くと登山道につながっているようです。登山者カード入れも設置されていました。

五泉市日本平山登山道案内図
五泉市日本平山登山道案内図

銘板

高欄に収められたダム名や施工を示す銘板。明朝系のフォントが渋くて味がありますね。

銘板
銘板

右岸より堤体下流面を望む

樹木が成長しすぎて堤体の全貌を望みにくい状況にありますが、下条川ダムより規模が大きいことが分かります。

右岸より堤体下流面を望む
右岸より堤体下流面を望む

右岸より管理所と天端を望む

まだ朝の6時半頃のため周囲の山の陰に入ってしまっています。下条川ダムのように「新潟県新潟地域振興局 新津地域整備部ダム管理課・早出分室」という名称です。

右岸より管理所と天端を望む
右岸より管理所と天端を望む

右岸のリムトンネル

右岸のリムトンネルポータルです。左右に紫と白の花が咲いていてとても鮮やかです。

右岸のリムトンネル
右岸のリムトンネル

右岸より堤体上流面を望む

管理所裏の駐車場から撮影しています。赤色の部分は表面取水ゲートです。

右岸より堤体上流面を望む
右岸より堤体上流面を望む

右岸より天端を望む

ここまでクルマが来れないため天端も自動車の通行が禁じられています。

右岸より天端を望む
右岸より天端を望む

表面取水ゲート建屋

表面取水ゲートは多段式表面取水ゲートで幅6.0メートル×高9.0メートルという大きさで4門という構成です。

表面取水ゲート建屋
表面取水ゲート建屋

詳細なスペックは以下のとおりです。

名称表面取水ゲート保安ゲート取水口制水ゲート
形式鋼製ローラゲート鋼製ローラゲート鋼製ローラゲート
数量1門(4段式)1門1門
純径間6.000m2.500m2.520m
扉高9.000mx4段3.200m2.520m
開閉速度0.3m/min0.3m/min0.3m/min
扉体自重No.1 19.0t
No.2 19.0t
No.3 21.8t
No.4 21.3t
6.9t10.6t

製作年月:昭和54年10月
製作:丸誠重工業株式会社

クレストより下流を望む

表面取水ゲートに合わせてクレストゲートの扉体も赤色ですが、なぜかプーリーなどの他の部材が青色になっています。クレストゲートは幅9.000x高さ9.742mのラジアルゲートが2門装備されています。

クレストより下流を望む
クレストより下流を望む

左岸より天端を望む

ようやく山から太陽が覗き始めてきました。

左岸より天端を望む
左岸より天端を望む

左岸天端より下流を望む

減勢工で白く見えるのはコンジットゲートからの放流です。左右両岸に1門ずつ装備されています。サイズは幅3.160x3.968m。また、低水管理用のバルブ(Φ700mm)が1基用意されています。

左岸天端より下流を望む
左岸天端より下流を望む

天端よりダム湖を望む

早出川も下条川と同様に過去に何度も集中豪雨による被害に遭ってきた地域で、ダム基準地点(新江川合流点)における基本高水流量を2,460㎥/s、計画高水流量を1,850㎥/sとして610㎥/sを調節します。

また、ダム地点での基本高水流量910㎥/sのうち300㎥/sを放流し610㎥/sの洪水調節を行います。

天端よりダム湖を望む
天端よりダム湖を望む

駐車場脇のトイレ

登山道の入口ということもあってかトイレがあります。登山者だけでなくダム巡りをしている私たちにもこれは助かりますね。

駐車場脇のトイレ
駐車場脇のトイレ

設計荷重積雪量

初めて目にする表記に思わずシャッターを切ります。雪国の大変さが伝わってきます。

設計荷重積雪量
設計荷重積雪量

右岸より堤体下流面と発電所を望む

下流まで移動しました。堤体直下にある建物は田川内たこうじ発電所で表面取水ゲートから最大12.0㎥/sを取水して最大7,100kWの発電を行っています。

右岸より堤体下流面と発電所を望む
右岸より堤体下流面と発電所を望む

真正面に堤体を望むことは出来ませんが、巨大な導流壁と副ダム、そして副ダムから越流する姿を捉えることが出来ました。赤色のクレストゲートも印象的ですね。

新潟県五泉市の山奥にひっそりと佇みながらも、洪水調節や農業用水や発電に役立ってる早出川ダムなのでした。

おまけ

早出川ダムに向かう途中には早出川頭首工が。

早出川頭首工
早出川頭首工

さらに東北電力の早出発電所の取水堰があったりしますので、合わせて見学するのも良いでしょう。

早出発電所取水堰
早出発電所取水堰

早出川ダム諸元

所在地新潟県五泉市小面谷字飛石
河川名阿賀野川水系早出川
目的F(洪水調節、農地防災)
A(かんがい用水)
P(発電)
型式G(重力式コンクリートダム)
堤高82.5m
堤頂長240m
堤体積357,000㎥
流域面積83.2km2
湛水面積54ha
総貯水容量14,900,000㎥
有効貯水容量11,500,000㎥
ダム事業者新潟県
本体施工者清水建設・西松建設・竹中土木
着手年1969年
竣工年1979年
ダム湖名

その他の設備/所感

駐車場
トイレ
公園×
PR展示館×
釣り○(禁漁区を除く)

早出川ダム周辺の地図

早出川ダム周辺の天気

下条川ダムに近いと思われる宿泊施設

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