所在地:滋賀県蒲生郡日野町大字村井
取材日:2010/12/06(月)
日野川脇ダムの天端よりダム湖側の堤体を望む
なかなかマジックアワーに突入して写真の雰囲気はいいんですが、ダム百科事典的にどうなんだろ(笑)
さて、アースダムとしての日野川脇ダム(3601-日野川脇ダム/ひのがわわきだむ)を進みロックフィルダムとしての日野川ダムへ。
被写体として写っている部分が日野川ダムになります。左側にゲート、真ん中に管理所、右側にロックフィル本体があります。
ちなみにこの写真の右下にへらぶな釣りを楽しむヘラ師が。
右岸よりダム湖側の堤体を望む
アースダムとしての脇ダムにそのまま繋がっているためか、正直ロックフィルと言われてもピンと来ない感じです。
天端よりダム湖側の堤体を望む
アースの遮水壁上流面に見えなくもないです。
天端より下流側の堤体を望む
下流側もアースにしか見えません。
それもそのはず、分類上はロックフィルダムになりますが、正しくはグラベルフィルダム(更に正確には中央コア型グラベルフィルダム)でロックフィルダムのような大きめの石ではなく、砂利を盛り立てたダムなのだそうです。
天端よりダム湖側の洪水吐を望む
こぢんまりとした可愛らしい洪水吐です。
日野川ダム公園案内図
日野川ダム一帯は公園になっていて、この案内図のようにダム湖周辺には広場や森があります。
日野川ダム管理所
学校の校舎のような管理所ですね。入口にダムカードのことが書いてあり、インターホンを鳴らしてダムカードを頂きました。
下流側の洪水吐を望む
引き続き洪水吐へ。日野川ダムの洪水吐には高さ7.10m×幅7.75mのローラーゲートが2門あります。
洪水吐よりダム湖側の堤体を望む
アース部とロック部の接合部がいまいちわからないのですが、右に写っている小島の辺りがその分かれ目のように見えます。
左岸よりダム湖と日野川脇ダムを望む
対岸に見えるのが日野川脇ダムです。
洪水吐より下流を望む
ゲートからの落差がほとんどないためか、減勢工というよりも減勢ブロックが配置されています。
左岸よりダム湖側の洪水吐を望む
日野川ダムは非常用洪水吐と常用洪水吐は兼用になっているようです。ローラーゲート下部に穴が開いているのがわかりますでしょうか。
ローラーゲートの扉体に付属する放流用内蔵ゲート
このローラーゲート下部の穴は利水放流設備として、670×660mmの放流用内蔵ゲート(ゲートインゲート)で一応ジェットフローゲートになっているようです。
なお、滋賀県営のダムの中で日野川ダムは最小級のダムらしく、洪水調節容量が小さいことため、ダム湖への流入量が160t/s以下の場合、洪水のための貯水を行う事ができないため、放流量一定方式の洪水調節を行うとのことです。
釣りや散歩などリクリエーションの場として地元に愛されているだけでなく、規模が小さくてもしっかりと働く・・・そんなイメージのダムですね。
日野川ダム諸元
河川名 | 淀川水系日野川 |
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目的 | 洪水調節、農地防災、不特定用水、河川維持用水 |
型式 | ロックフィルダム |
堤高 | 25m |
堤頂長 | 105m |
堤体積 | 92,000m3 |
流域面積 | 22.4km2 |
湛水面積 | 29ha |
総貯水容量 | 1,388,000m3 |
有効貯水容量 | 1,038,000m3 |
ダム事業者 | 滋賀県 |
本体施工者 | 清水建設 |
着手年 | 1961年 |
竣工年 | 1965年 |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | 車はダムへの入口付近や天端上に止めることになると思います。 |
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トイレ | ○ | |
公園 | ○ | |
PR展示館 | × | |
釣り | ○ |
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