0612-矢木沢ダム/やぎさわだむ

群馬県のダム 関東地方のダム

0612-矢木沢ダム/やぎさわだむ

2017/08/03

所在地:群馬県利根郡みなかみ町藤原字矢木沢
取材日:2005/06/17

下流より堤体を望む

下流より堤体を望む

奥利根ダム群の中でアーチ式、しかも巨大さを誇るダム。それが矢木沢ダムです。奥利根の秘境に作られ、このダムから先は人が入ることは許されません。

下流より洪水吐を望む

下流より洪水吐を望む

須田貝ダムの近くに矢木沢ダムに通じる管理用道路があり、それを北上すると矢木沢ダムが見えてきます。ダムの手前の橋で奇妙なモノを見ることができます。ちなみに手前は独立行政法人水資源機構の方が越冬時に寝泊りする宿舎なんだそうです。

下流より洪水吐を望む(アップ)

下流より洪水吐を望む(アップ)

ダム界では超有名なスキージャンプ式の洪水吐です。色々ダムを見てきましたが、初めて見る洪水吐をこんなに間近で見れてものすごく感激しました。

下流より洪水吐を望む(さらに近くでアップ)

下流より洪水吐を望む(さらに近くでアップ)

驚くべきことに洪水吐の下はトンネル状になっていて、道路として利用されているのです。5~7月に点検放流が行われるそうですが、ここから豪快に放流される様はまさに圧巻です。映像や写真でしか見たことがありませんが、良いの?大丈夫なの??と思ってしまうほど豪快なのです。

わきダム天端より管理所・ネイチャービュー矢木沢を望む

わきダム天端より管理所・ネイチャービュー矢木沢を望む

興奮冷めやらぬ中(別に放流を見たわけでもないのに)、堤体に着きました。看板を見るとここは「わきダム」となっていて、なんとロックフィルダムなんだとか。実は矢木沢ダムはアーチダムではなく、アーチとロックフィルのコンバインダムだったのです。しかもさらにアーチの左右には黒部ダムと同じウィングダムがあります。でも公式にはアーチなんですよね。

そのわきダムの天端から管理所と資料館のネーチャービュー矢木沢が見えます。

わきダム天端よりダム湖を望む

わきダム天端よりダム湖を望む

流木で作られたと思われる記念碑が良い味を出しています。

ネイチャービュー矢木沢内部

ネイチャービュー矢木沢内部

さて、まずはネイチャービュー矢木沢の中を見学です。節電のためか照明が点けられておらず、しかも外は今にも雨が降り出しそうな曇天模様のためかなり暗いです。

く、熊!くま!クマ!

く、熊!くま!クマ!

今にも動きそうなクマの剥製が展示されています。つぶらな瞳が印象的!ちなみに彼の名前は矢木沢くんです(嘘)。

右岸よりダム湖側堤体を望む

右岸よりダム湖側堤体を望む

ダムって下流から見た姿が正面と思いがちですが、実はこちらが正面なのだそうです。

天端よりスキージャンプ式減勢工を望む

天端よりスキージャンプ式減勢工を望む

これをずっと下っていくと、先ほどのジャンプ台にたどり着くのですが、カーブしたりして先が見えないぐらい遠いところになるのです。距離にして約500mなんだそうです。

ゲートを望む

ゲートを望む

矢木沢ダムには2門のローラーゲートが設置されています。ちなみに本当は洪水吐ではなく余水吐と呼ぶのだそうです。このダムは東京電力側にて須田貝ダムとの間で揚水発電も行われており、その発電用にダム湖の水を大量に使うらしく、おそらく洪水用というわけではなく、発電に回せない分の余った水を流すため余水吐と呼ぶんだと思われます。

右岸より下流側堤体を望む

右岸より下流側堤体を望む

巨大なダムは撮影に困ります。入りきらないのです。しかもこの写真、斜めっちゃってるし・・・。ま、それはともかくとして、さすが高いです。しかもかなりの曲線美。

右岸より天端を望む

右岸より天端を望む

ほんと良い感じの曲線です。

天端よりダム湖を望む

天端よりダム湖を望む

ダム湖には道路が設置されていないため、自然のままになっています。この先はまさに秘境です。

天端より発電所を望む

天端より発電所を望む

落ちたら痛いだろうなぁ、などとアホな事を考えてます。ちなみに当たり前に話ですが、この建物は水資源機構ではなく東京電力の管轄になります。

銘板とダム湖を望む

銘板とダム湖を望む

これ、絶対記念撮影ポイントです。

天端より下流を望む

天端より下流を望む

ここから先はジャンプ台と合流し、すぐに須田貝ダムのダム湖、洞元湖になります。

左岸よりダム湖側堤体を望む

左岸よりダム湖側堤体を望む

いや、ほんとアーチは美しい。

天端よりゲートを望む

天端よりゲートを望む

ダム湖から撮ったように見えますね。

矢木沢ダム管理道路入口

矢木沢ダム管理道路入口

矢木沢ダムを後にして、管理道路の入口を取り忘れていたことを思い出して撮影しました。ちなみにここから先、冬の間は一般車は通行できません。冬に来ても矢木沢ダムは見れませんので注意してください。

ダム諸元

河川名 利根川水系利根川
目的 洪水調節、農地防災、不特定用水、河川維持用水、かんがい用水、上水道用水、発電
型式 アーチ
堤高 131m
堤頂長 352m
堤体積 510,000m3
流域面積 167.4km2
湛水面積 570ha
総貯水容量 204,300,000m3
有効貯水容量 175,800,000m3
ダム事業者 関東地建→水公団一工
本体施工者 熊谷組
着手年 1959年
竣工年 1967年
ダム湖名 奥利根湖

その他の設備/所感

駐車場 絶対に行くべきダムです。そして放流シーンもぜひ生で見てみたいです。
トイレ
公園
PR展示館
釣り

矢木沢ダムに近いと思われる宿泊施設

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奥利根ダム群の中でアーチ式、しかも巨大さを誇るダム。それが矢木沢ダムです。奥利根の秘境に作られ、このダムから先は人が入ることは許されません。5~7月に点検放流が行われるそうですが、ここから豪快に放流される様はまさに圧巻です。
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