所在地:神奈川県愛甲郡愛川町字向原地先
公式Webサイト:国土交通省関東地方整備局
左岸ダム湖側より堤体を望む
宮ヶ瀬副ダム(石小屋ダム)は、宮ヶ瀬ダムの敷地内にあり、宮ヶ瀬ダムを見学すれば自然と見学する事になります。
宮ヶ瀬ダムでは、しきりに石小屋ダムと呼んでいますが、ダム便覧では「宮ヶ瀬副ダム」となっています。
現地の呼び方も、デファクトスタンダード(?)なダム便覧の呼び方も双方とも重視したいので、併記させていただきました。
左岸より天端を望む
普通、副ダムは堤高が15mに満たないモノが殆どなので、こうして紹介される事が稀なのですが、宮ヶ瀬ダムの副ダムはなんと「34.5m」!
また、ただの副ダムではありません。発電所の逆調整池、上水道のための水位確保、宮ヶ瀬ダムからの放流水減勢、更には発電までするパーフェクトなダムです。もうこれは副ダムだからと一蹴すべき存在ではありません。超立派に働くダムなのです。
左岸より堤体下流側を望む
「石小屋」と呼ぶだけあって、かなり意匠が凝らされています。まさに石積みの小屋。ちなみに「石小屋」は地名であり、堤体のその姿から名づけられたものではありません。
天端から下流を望む
このページを作ってて思うのですが、下流のあの橋に渡ればよかった、と今更ながら後悔・・・。
取水口を望む
ダム湖側に設置されているのは、おそらく発電用の取水口でしょう。「ダム湖」と表現していますが、「宮ヶ瀬ダムの減勢工」と言えば、そうなんだよなぁ・・・。
ダム諸元
ダ ム | 型式 | 重力式コンクリートダム |
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目的 | 洪水調節・農地防災/不特定用水・河川維持用水/ 上水道用水/発電 | |
堤高 | 34.5m | |
堤頂長 | 87m | |
堤体積 | 45,000m3 | |
貯 水 池 | 流域面積 | 1.1km2 |
湛水面積 | 4ha | |
総貯水容量 | 557,000m3 | |
有効貯水容量 | 386,000m3 | |
河川名 | 相模川水系中津川 | |
着手年 | 1971年 | |
竣工年 | 2000年 | |
Access to D@M | 東名高速厚木IC下車 国道129号線を北上 すぐに国道246号線になりますが、そのまま北上 「県立病院前」交差点を左折し、国道412号線をひたすら北上 愛川町に入ると宮ヶ瀬ダムへの看板が現れますが、 主要地方道514号線に交わる交差点を左折し、道なりに トンネルを5つくぐり抜けると、右に曲がる道があり、 そこを曲がって警備員さんが立っていれば、そこはもう宮ヶ瀬ダムです さらにインクラインなどを利用して宮ヶ瀬ダムの直下へ 直下から徒歩10分ほどで辿り着きます。 |
その他の設備/所感
駐車場 | ○ | すべて宮ヶ瀬ダムの施設を利用してください。 それしか無いっしょ。 |
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トイレ | ○ | |
公園 | ○ | |
PR展示館 | ○ |
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